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第42回 生化学若い研究者の会夏の学校御案内
http://www.seikawakate.com/natu/natu.html
日時 2002年8月16日(金)から18日(日)
場所(財)関西地区大学セミナーハウス(神戸市)
〒651-1503 神戸市北区道場町生野字ロクゴ318-2
Tel : 078-985-4391
Fax : 078-985-7219
主催 生化学若い研究者の会
後援 日本生化学会
★概要
皆さんこんにちは、今年も「夏の学校」季節がやってきました。
生化学若い研究者の会(通称「生化若手の会」)では日本生化学会の後援のもと、
主に大学院生が中心となり、全国の各支部でセミナーやシンポジウムなど様々な活動
を行っています。その中で年に一度、全ての支部の人々が集まる全国規模のイベント
が夏の学校です。夏の学校ではシンポジウム、分科会、ポスターセッション、研究交
流会などの様々な企画を用意しております。
シンポジウムは「利益か?真理か?から科学が追究するものから」と題して、研究のも
つ真理追求の側面と利益追求の側面 の間で、何を指針に研究を行っていけばよいの
かを講師の先生とともに議論していきます。
分科会では各分野でホットな研究をされている先生方を講師にお招きして、興味深
い研究を分かりやすく講演していただきます。また新たな試みとして、バイオベンチ
ャー分科会、科学ジャーナリズム論実践分科会といった 、今回のシンポジウムのテー
マの「社会と研究との関わり」にスポットをおいた分科会も開きます。
ポスターセッション、研究交流会では研究に関する情報交換が行われるほか、懇親
会などで今後の研究生活に役立つであろう人とのつながりも得られます。
夏の学校では現在研究に携わっている学生や社会人はもちろんのこと、これから研
究に携わろうとしている人々など、全国から様々な方が参加されます。専攻分野もそ
れぞれ違う人が集まりますので、自分とは違う環境にいる人たちと出会え、いろいろ
なアドバイスが聞けるチャンスです。
皆さんのご参加をお待ちしています。
★プログラムより
・ シンポジウム 「利益か?真理か?から科学が追究するものから」
三浦謹一郎 先生(株式会社プロテイオス研究所)
人材育成と国家戦略
綱澤 進 先生(前バイオカレッジ京都校長)
科学の真理追究の側面と利益追求の側面
百瀬 春生 先生 (東京理科大学 基礎工学部 生物工学科)
・ 分科会
8月16日(金)
15:30-17:00
○環境科学分科会
環境負荷化学物質のモニタリング及び負荷軽減を目的とした遺伝子組換え植物の創製
大川 秀郎 先生(神戸大学遺伝子実験センター)
○生物時計分科会
生物時計にまつわる謎:
分子達の織りなすフィードバック・ループ
岩崎 秀雄(名古屋大学大学院 理学研究科 生命理学専攻 助手)
○RNA分科会
RNAiからその機構と生物学的意義
田原 浩昭 先生(国立遺伝学研究所・生物遺伝資源情報研究室)
8月17日(土)
9:00-12:00
○科学ジャーナリズム論実践分科会(1)
科学ジャーナリズムの何が問題かI__その役割を探る
林衛氏(ユニバーサルデザイン総合研究所主席研究員・科学技術広報担当/元岩波
「科学」編集部)
長谷川 眞理子氏(早稲田大学政経学部教授)
山口 勝氏(NHKアナウンサー/ディレクター 前「サイエンスアイ」担当)
井上 正男氏(北国新聞 論説委員)
○脳神経分科会 これからの脳科学から脳科学の未来はどうなるのかから
脳科学のハードプロブレムは何か 脳の機能としくみ
中西 重忠 先生(京都大学大学院生命科学研究科、医学研究科)
脳科学のシステム論的展開
茂木 健一郎 先生(ソニーコンピューターサイエンス研究所)
9:00-10:30
○植物科学分科会
植物研究は人類の存続のためである
-植物ゲノム解析の現状と方向性-
柴田 大輔 先生(かずさDNA研究所)
○ 動物科学分科会(1)-まだまだ疑問の多い生命現象-
乳腺の発達と免疫に関わるTNF-Rファミリーとその情報伝達
(RANKとCD40を中心として)
西村 俊秀 先生(名古屋市立大学・医学部・生化第2)
10:30-12:00
○運動生化学分科会
何故、時間は伸び縮みするのか?マウス全身自由熱測定からの考察
山村 雅一 先生(東海大学医学部 分子生命科学1)
○細胞情報伝達分科会
大腸菌の社会性:細胞間情報伝達の仕組み
石浜 明先生 先生(日本生物科学研究所・国立遺伝学研究所)
8月18日(日)
9:00-12:00
○若手研究者のためのバイオインフォマティックス 2002
-CBI学 会サポーティングセッション-
ゲノム規模のアミノ酸配列に対するタンパク質構造予測
美宅 成樹 先生(東京農工大学)
創薬におけるバイオインフォマティクスの役割
松末 朋和 先生(持田製薬株式会社 総合研究所 合成研究室)
○動物科学分科会-まだまだ疑問の多い生命現象-(2)
「組織の形態形成や機能に重要な上皮-間充織相互作用の研究からテネイシンCへの
発見へ」
坂倉照よ 先生(三重大学名誉教授、愛知医大客員教授)
「クローンマウスの技術開発と解析および応用」
若山 照彦 先生
(理研・発生再生研・ゲノムリプログラミング研究チーム・チームリーダー)
9:00-10:30
○科学ジャーナリズム論実践分科会(2)
科学ジャーナリズムの何が問題かII__ジャーナリストになるには使うには
井上 智広氏(NHKディレクター)
横山 広美氏(東京理科大学大学院生兼サイエンスライター)
○バイオベンチャー分科会
バイオベンチャーの夢と現実
石川 智久 先生(東京工業大学 大学院生命理工学研究科)
10:30-12:00
○大学院卒のためのバイオ分野の進路・就職相談会
-科学ジャーナリズム論実践分科会&バイオベンチャー分科会、合同セッション-
★申込方法
生化学若い研究者の会の夏の学校のホームページ
http://www.seikawakate.com/natu/natu.html
から夏の学校参加登録フォームのページをご利用下さい。
★費用
参加費 (生化学若い研究者の会年会費 2000円を含む)
学生 10000円、一般 13000円
宿泊費 5400円/泊(16日の昼食は含まず)
★申込期間 2001年7月1日(月)から
なお、会場の都合により例年より宿泊可能な人数の制限がありますので、定員になり
次第申し込みを締め切らせていただきます。
★交通について
(交通機関利用の場合)
(1) JR福知山線(宝塚線)三田駅下車、神戸電鉄有馬温泉行きバスに乗車平田バス停
下車、東へ徒歩約15分、または三田駅よりタクシーで約15分。
(2) 神戸電鉄有馬温泉駅下車、神戸電鉄バス三田行きに乗車、平田バス停にて下車、
東へ徒歩約15分、または岡場駅からタクシーで約10分。
(3) JR福知山線(宝塚線)道場駅下車、徒歩約30分(約2km)
* 但しハイキングコースの山道につき夜間および雨天の場合は不可
(4)JR道場駅からマイクロバスの運行をいたしますので、JR道場駅に12時(8月16日)
に集合してください。
(車利用の場合)
中国自動車道西宮北インターから車でR176を北へ約5分(約3km)
* 駐車場が限られているのでできるだけ交通機関をご利用ください。
★問い合わせ先
〒108-8639 東京都港区白金台4-6-1東京大学医科学研究所
脳神経発生・分化分野 後藤純一
TEL 03-5449-5320
E-mail c-jun@ims.u-tokyo.ac.jp