皆さん、おはようございます。Zurichはまだ薄暗いですが、今日は晴れそうです。さて、昨日、わが国で創設されたされたベンチャー2社、アンジェスMG(写真は同社社長の村山正憲氏)とユース・テクノコーポレーションが、欧州デビューを果たしました。誰もが初体験であるため、いろいろなことがありましたが、彼らは十分健闘、欧州市場でのわが国のバイオ・ベンチャーの存在感を示したと思います。
 本日は、ニッポンジーンテクノ、GSプラッツ、ファルマデザインが発表します。すでに皆さん緊張しているようですが、今日もきっと健闘してくれると期待しています。わが国のバイオ侍の奮闘は後日、まとめてご報告いたします。
 さて、昨日、ショックなことがありました。BTJの読者の勧めでインタビューしたベルギーのCropDesignが既にイネで自動的に組換えイネの表現型を観測する工場を稼動させていたことです。まるで回転寿司の要領で、ポットの植えられた組換えイネが栽培され、様々な環境条件に曝され、そしてデジタルイメージでどんな生物学的な変化が起きたかを観察していました。わが国のイネ・ゲノムは、DNAシーケンス、DNAチップ、プロテオームの3分野で敗退しましたが、唯一国際的な貢献の可能性が残った表現型の研究でも後塵を拝する可能性が濃厚となりました。Zurichの闇より私の失望は深くなりつつあります。
 詳細は続報いたします。では皆さんお元気で。(宮田 満@Zurich)