皆さん、おはようございます。今、丁度、英国を離れ、スイスZurichに到着いたしました。今回はインターネットの回線も確保でき、40Kの送信速度でデータを送ることができます。やれやれほっと安心です。
 市内を見下ろすリゾートタイプのホテルであるため、英国Cambridgeの二の舞で、インターネットの回線がブチブチ切れるのではないかと心配しておりましたが、これは杞憂に終わりました。やっぱりCambridgeのモーテルが怪しい。結局、記事を投稿するために、60回以上も電話をかけ、24ポンド(5000円)も支払う羽目に陥りました。スイスのホテルでは1日繋ぎっぱなしでも、24スイスフラン(3000円)と安心です。これからどんどん記事を投稿したいと思います。
 本日の午前中は、トランスジェニック・マウスを4万匹も飼育しているBabraham Instituteを訪問、もうすぐδ鎖もノックアウトしたマウス利用した、完全型のヒト抗体が作製できると聞き、ビックリしたところです。いちめん牧場に囲まれた研究所で最先端の研究が進んでいます。現在、キリンやAbgenix社が開発しているトランスジェニック・マウスはまだλ鎖を完全にノックアウトしていないとのことでした。もう既に、開発競争は終焉したと思っていたヒト抗体生産技術もまだまだ奥が深そうでした。
 更に、この後、英国Celltech社を訪問、同社が抗体断片にポリエチレングリコールを結合した第3世代のヒト型抗体を開発、臨床試験中であると聞き、暫くこの分野の取材をさぼっていた付けを感じました。この抗体は従来のヒト型抗体の10分の1のコストで生産可能です。将来、ヒト抗体の実用化の陥穽となるコストの壁を突破できる可能性があります。
 既に当地は深夜12時を過ぎました。明日はなんと7時半に出発して、スイス工科大学とそこからスピンアウトしたベンチャーを取材します。夕方はいよいよ、BioSquare2002の登録が始ります。
 英国の記事の残りは、明日の晩に執筆でする予定です。今、暫くお待ちください。(宮田 満@Zurich)