近畿化学協会バイオ部会セミナー
『ポストゲノム時代の新バイオ分子創出の戦略
からコンビナトリアル・バイオエンジニアリングから』

主催:近畿化学協会バイオ部会セミナー(部会長 左右田健次先生)
日時:平成14年2月4日(月)9:40より
場所:OSTEC(大阪科学技術センター)ー大阪 靱(うつぼ)公園北隣
      大阪市西区靱本町1ー8ー4
      電話:06ー6443ー5316
問い合わせ先:コンビナトリアル・バイオエンジニアリング研究会
     ( http://www.prmvr.otsu.shiga.jp/ACB/)


21世紀のバイオ業界では、膨大なゲノム情報の有効活用が企業浮沈の鍵を握るといわれており、ポストゲノム研究に新しい戦略が熱望されている。本セミナーで取り上げる「コンビナトリアル・バイオエンジニアリング」は、ツールとして、ファージや微生物、リボソームやPCR等を巧みに組み合わせることによって、DNA情報を迅速にタンパク質や核酸に変換し、機能選別するハイスループットシステムを志向している。周知のコンビナトリアルケミストリーでは非常に困難であった多様性を拡大し、新しいサイエンスの世界を生み出す画期的技術である『コンビナトリアル・バイオエンジニアリング』の基礎から応用までを解説する。


プログラム

9:40から9:50 植田充美(京都大学大学院工学研究科)
『オープニングリマーク』

9:50から10:50 福崎英一郎(大阪大学大学院工学研究科)
『試験管内選抜法で機能性DNA分子をつくる』

 遺伝情報の担い手として重要な役割をもつDNAが、一本鎖の状態では、様々な立体構造をとることにより分子認識能や触媒能を発現し、あたかも抗体や酵素のように機能する。機能性DNA分子の取得法および応用展開について解説する。

10:50から11:50 中野秀雄(名古屋大学大学院生命農学研究科)
『無細胞タンパク質合成系の進歩とコンビナトリアルバイオエンジニアリングへの展開』

 生きた細胞を用いずに、DNAから直接タンパク質を合成させる無細胞タンパク質合成系は、近年技術的な進歩がめざましく、タンパク質合成の新たな手法として注目されてきている。本セミナーではこの技術の基礎と様々な応用例、特にタンパク質分子の改変や新機能分子の取得をめざした手法等に関して解説する。

11:50から13:20 (昼食)

13:20から14:20 藤井郁雄(生物分子工学研究所)
『コンビナトリアル・バイオエンジニアリングによる生体機能分子の創出』

 私たちの研究室では,天然にはない新しい機能を持つ生体分子の創製に向けて研究を進めている。その一つの方法として、免疫システムにみられるよう、分子多様性(ライブラリー)を構築し、その中から、効率的に目的とした機能分子を選別する手法を開発している。本セミナーでは,抗体タンパク質やペプチドのファージライブラリーを用いた、生体触媒や生理活性ペプチドの創出について紹介する。

14:20から15:20 植田充美、田中渥夫(京都大学大学院工学研究科)
『表層デイスプレイからのニューバイオサイエンスからコンビバイオとナノバイオから』

 ゲノム情報を応用した細胞表層工学は、新しい細胞育種法として、ベンチャー企業も生み出してきた。さらに、コンビナトリアル変異分子育種や多様な遺伝子ライブラリーから新機能バイオ高分子の創出へと向かうナノテクノロジーと融合したナノバイオの進展も解説する。

15:20から15:40 (休憩)

15:40から16:40 中西和樹(京都大学大学院工学研究科)、水口博義((株)京都モノテック)
『ハイスループット分離分析を実現するモノリス型HPLC分離媒体』

 ゾル-ゲル法によって作製される一体型シリカカラムはHPLCにおいて画期的な高速分離を実現する。バイオ試料の分析とカラムのチップ化を中心にこの技術を展望する。

16:40から16:50 近藤昭彦(神戸大学工学部)
『クロージング』

17:00から
懇親会




勉強会オリエンテーションのご案内

「細胞表層提示技術を活用したセンシングおよびHTSシステム開発」
勉強会オリエンテーション
-ゲノム情報に基づく新たな診断、創薬技術の開発を目指して-

■ 日 時: 平成14年2月8日(金曜日)
■ 参加費: 無料
■ 会 場: 神戸大学ベンチャービジネスラボラトリー5階マルチメディアルーム
  阪急六甲駅、JR六甲道駅から市バス36系統→神大・文理農学部前下車→門を入って左手すぐの5階建ての建物(詳細はhttp://home.vbl.kobe-u.ac.jp/aboutvbl7.html)
■ 勉強会の主旨:
近年、ポストゲノムの重要な課題として、全遺伝子から翻訳された全タンパク質(プロテオーム)の機能を網羅的、系統的に解析することが上げられます。ゲノム配列の膨大な情報が蓄積していくなか、これを次世代の創薬や生命科学研究に役立てていくために、タンパク質機能をハイスループットに解明していくことが極めて重要となっています。一方、コンビナトリアル・バイオエンジニアリングは、タンパク質やペプチドの多様性を、遺伝子レベルでランダムに変異や並び換えを起こして人工的に拡大した上で、ハイスループットに機能解析して、新しい生理活性分子を創製していく手法です。ゲノム情報を基にした、新機能分子創製の革新的な技術として期待されています。
細胞表層提示技術は、プロテオーム研究やコンビナトリアル・バイオエンジニアリングにおいて、分子間相互作用や触媒能等のタンパク質機能の網羅的ハイスループット解析や、生理活性ペプチドのハイスループット探索において有効な手法となると期待されています。また、機能性分子を表層提示した細胞は、診断システム等の開発においても広範に活用できると期待されています。
本勉強会では、細胞表層提示技術を活用したセンシングおよびHTSシステム開発に関して考察し、新たな研究プロジェクト提案することを目的とし、ご講演を頂くとともに、議論を深めます。特に、創薬や診断に関わる企業と、HTS用の材料やシステム開発に関わる企業、大学、各種研究機関等が一同に会して、一体となった研究開発を行うことで、世界をリードできるシステムを構築できる体制を築く道を開きたいと考えています。

■ プログラム:

14:00 ご挨拶(開催主旨の説明等)
近畿バイオインダストリー振興会議事務局: 遠山 伸次
    コーディネーター:神戸大学工学部応用化学科 近藤 昭彦助教授
14:15 講演1 「酵母表層ディスプレイ系からの創薬へのアプローチ」
京都大学大学院合成生物化学専攻  植田 充美助教授
15:15 休憩
15:30 講演2 「酵母表層ディスプレイ系を活用したセンシングおよびHTSシステム」 神戸大学工学部応用化学科  近藤 昭彦助教授
16:30 全体質疑応答及び総合討論
17:30 ご連絡(今後の勉強会スケジュール等)


 今回の勉強会への出欠につきまして別紙連絡票をFAXいただければ幸いです。
FAX 06-6443-5319
 近畿バイオインダストリー振興会議 事務局 大嶋 行

参加申込書

〇印を付記のうえ、下記にご記入いただきご返信ください。

2月8日(金)の勉強会オリエンテーション

参 加 ・ 不参加


 氏   名:
 機 関 名:
 所属・役職:
 住   所:
 電話番号:
 FAX番号:
 E.mail Address

※準備の都合上、1月31日(金)までにお申込くださいますようお願い申し上げます。



THE 6th WORLD MULTI CONFERENCE ON
SYSTEMICS &s_comma; CYBERNETICS AND INFORMATICS
SCI 2002 (http://www.iiis.org/sci2002/)

July 14 - 18&s_comma; 2002

Orlando &s_comma; Florida&s_comma; USA
Sheraton World

Area:BioInformatics and Biocybernetics
Invited session: &s_quote;&s_quote;Combinatorial Bioengineering - Creation of Novel and Functional Bio-molecules and Cells&s_quote;&s_quote;
Chairman: Mitsuyoshi UEDA

1. Acquisition of functional single strand DNA by SELEX screening
Ei-ichiro FUKUSAKI and Akio KOBAYASHI
Department of Biotechnology&s_comma; Graduate School of Engineering&s_comma; Osaka University&s_comma; Japan

2. Open sandwich selection: improvement of in vitro antibody selection system and its perspectives
Kouhei TSUMOTO and Izumi KUMAGAI
Department of Biomolecular Engineering&s_comma; Graduate School of
Engineering&s_comma; Tohoku Univerisity&s_comma; Japan

3. Design of affinity selections of ligands from phage display libraries based on kinetic studies
Yoshio KATAKURA 1&s_comma; Guoqiang Zhung 2&s_comma; Satoshi UCHIDA 1&s_comma; Tetsuo FURUTA1&s_comma;Ken-ichi SUGA 1&s_comma; Suteaki SHIOYA 1
1 Department of Biotechnology&s_comma; Graduate School of Engineering&s_comma; Osaka University&s_comma; Japan
2 Fertilization Center&s_comma; Faculty of Medicine&s_comma; Shandong University&s_comma; China

4. High Throughput Construction and Screening of Protein Libraries by Cell-free Systems
Hideo NAKANO&s_comma; Yasuaki KAWARASAKI&s_comma; Yugo IWASAKI and Tsuneo YAMANE
Graduate School of Biological and Agricultural Sciences&s_comma; Nagoya University&s_comma;Furo-cho&s_comma; Chikusa-ku&s_comma; Nagoya&s_comma; Japan

5. Construction of a combinatorial random protein library displaying on yeast cell surface and its application
Wen Zou&s_comma; Mitsuyoshi UEDA
Department of Synthetic Chemistry & Biological Chemistry&s_comma; Graduate School of Engineering&s_comma; Kyoto University&s_comma; Japan

6. Development of New Surface Display Systems for Combinatorial Bioengineering
Akihiko KONDO&s_comma; Takeshi MATSUMOTO&s_comma; Hideki FUKUDA
Department of Chemical Science and Engineering&s_comma; Faculty of Engineering&s_comma;Kobe University&s_comma; Japan

7. High throughput screening of functional molecule using combinatorial bioengineering and chip technology
Eiichi TAMIYA&s_comma; Yasutaka MORITA&s_comma; Yuji MURAKAMI&s_comma; Kenji YOKOYAMA
School of materials science&s_comma; Japan Advanced Institute of Science and Technology (JAIST)

問い合わせ先:コンビナトリアル・バイオエンジニアリング研究会
     ( http://www.prmvr.otsu.shiga.jp/ACB/)
     あるいは、〒606-8501 京都市左京区吉田本町
       京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻
           応用生物化学分野   植田充美
Tel/Fax: 075-753-5554/5534
E-mail: miueda@sbchem.kyoto-u.ac.jp