私の新年の抱負・予測を勝手に、とりとめもなく語らせていただきます。

 新年の抱負は、今年からイギリス、ドイツ、アメリカで国家プロジェクトとして始まる”ホップゲノムプロジェクト”に何らかの関係を持つことです。

 いま、アメリカのある会社にホップゲノム(ホップはビール醸造になくてはならない原料です)をやる意志があるかどうかを問い合わせ中です。

 もし、うまくいかなければ、ビール会社が必要な時にゲノム情報を高額なお金を払って買わねばならない状況になるでしょう。そうでなくても、ヒト、イネ、・・・etcにおいての状況を見ると1目瞭然かと思うのですが。何も、すべてにおいて独占しようと言っているのではなく、とにかく1部でも加味して、あとあと安く上げようという訳です(遺伝子1つ買うのにも、民間企業で利益が絡めば相当のお金を払わなければ使用できないことは言うまでもありませんが)。

 したがって、今年の個人目標は、”ホップゲノムプロジェクト”に関与できるかどうかです(会社の目的はまったくべつです)。会社の目標を果たしながら、こちらを果たせれば(もう少しで会社に見切りをつけるかどうか決まります、ただいま会社に各方面から必要性について問い合わせ中です)、私がどうこうというわけではなく、このプロジェクトをどうゆう風に持っていくかどうかということです。

 いずれ貧弱ですが、準備は少しずつ個人でできるところについては、進めています。台本があっても実現しなければ何もなりません、つまりその台本の価値を理解してとにかくやってみようとする人が、捜してもいないのです、少なくとも日本には・・・?。せめて、日本の中にも”ホップゲノム”をやりたいという人がいれば、話も少しは違ってくると思うのですが・・・。今年は、アプローチの最終段階として海外に話を持っていき、ウォッチングしていこうと思います。

 話は、ゲノムを飛び、先端では次の段階にはいっていますが、それは、それとしてとにかく人、お金、知識、・・・、がなければ実現が難しく、”ヒューマンゲ
ノム”においては役に立つ事、重要性から行くとお金がつくのも解りますが、すべて人、人・・・、では?と思います。税金も無駄に使われているのも事実だと思います。内容を知らずに研究者の(それも売れている実力のない研究者に?)研究に何十億という研究費が払われて(それがわれわれの税金からだと思うと、さらに腹が立ちます)、仕方ないと思っている政府が情けないと思う。諮問委員がいると思うのですが、どうなっているのでしょうかね?

 愚痴になりそうなので辞めますが、日本の研究事情にはまだまだ改善の余地があると思います。こんなこと、企業では許されず、こんな甘いことを続けている企業はつぶれていく運命にあると思うのですが、いかがなものでしょうか?

 年初から、愚痴めいたメールになってしまい申し訳ありません。如何せん、こういうことをブツケルところがなく悶々としています。

 でも、確実に科学は進歩しているのだと思います。

         キリンビール
            岩手ホップ管理センター
                門馬孝之


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 Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満