田辺製薬、大正製薬、破談、合併解消を本日発表 2001.12.03 この記事を印刷する シェア シェア 送る 送る 田辺製薬と大正製薬は、12月3日午後2時半、来年10月に予定していた経営統合を解消することを発表した。両社は、9月17日に経営統合を発表したばかり、日本企業同士の合併の難しさを浮き彫りにした。しかし、このままではメガマージャー(巨大合併)に走る欧米企業に経営規模と研究開発資源で引き離されるばかり、わが国の製薬企業のジレンマは深まるばかりだ(関連記事)。 発表前の大正試薬の株価は前日比175円増の2350円(午後2時現在)、田辺製薬の株価は前日比137円減の995円(午後2時現在)だ。今回の合併解消が両社が両社の株価にどう影響するかは今後の推移を見る必要がある。 トップダウンで決定した両社の経営統合だが、両社の内部からの反対意見や、また、合併後の両社の株価が低下するなど市場の厳しい評価も無視できなくなった模様だ。詳細は続報する。(宮田 満)+HTS+ファインナス+ ホットトピックス #新型コロナウイルスUPDATE #参入が相次ぐDTx #コロナワクチンはいつできる? #今年のバイオベンチャー市場を先読み #新型コロナでも再注目のAI創薬 #キラリと光る寄稿をピックアップ #新型コロナ、治療薬開発の最前線 #武田薬、巨額買収の軌跡 製品・サービスPR もっと見る 画像で明らかにするiPS細胞のモノクローナリティ【キコーテック】 【 AAV Capsidの安定性評価が可能に】タンパク質構造安定性解析装置に新アプリケーション StunnerのUV/VisとDLSでLNPの大きさとRNA量を迅速に測定 人材募集PR もっと見る アステラス製薬 ヒト遺伝学プロジェクト拡大に伴う研究推進担当と バイオインフォマティクス研究員の募集 理系バックグラウンドを活かせる品質管理の複業案件特集/RD LINK 日本のR&D分野の活性化にあなたの力を貸して下さい/理系専門職の複業支援サービスRD LINK セミナー・学会PR もっと見る 【QIAGEN無料ウェビナー】5/6 がん体細胞変異に関する世界最大のデータベースCOSMICご紹介 ambr15と細胞培養液分析装置BioProfile FLEX2の統合がもたらす細胞株スクリーニング ライブウェビナー : 食品分析における、より迅速かつ信頼性の高い分析を手に入れませんか