10月11日に米国の日本大使館がWashington DC周辺の日本人に送信したバイオテロに関する情報が、米国在住のBTJの読者から提供されました。以下にその内容を掲示します。(宮田 満)


日本大使館からのお知らせ(10月11日)

1. FBIが数日内のテロ発生の可能性を警告
 11日夕刻、FBIは以下の発表を行いました。在留邦人の方におかれては、テレビ等により引き続き安全情報の入手に努め、身辺に十分注意して行動してください。
 [FBIの発表骨子]
 標的について特定されていないものの、(米国)政府は数日中に米国内及び海外の米国権益に対する追加的なテロリストによる攻撃(複数形)があり得ると信じる一定の情報を有している。FBIは再度全ての地方の法執行機関に警告を発して最高度の厳戒態勢とし、全ての人々に対して異常な、あるいは不審な活動につきFBI及び各地方
の法執行機関に通報するように呼びかける。

2.自分の身を守るために?何かあったら ダイヤル 911
 自分の身は自分で守るという認識に立ち、安全情報、特に、テレビ・ニュースをきちんとフォローすることを励行して下さい。また、皆さんがお住まいの州やカウン
ティには、非常事態が発生した場合に対処するため、Emergency Management Officeがあります。メリーランド州については、www.mema.state.md.us/main_partners_local.htmlで検索できます。ヴァージニア州については、お住まいのカウンティのホームページに掲載されています。日頃から、地元の警察やこのような非常事態管理局の出している情報を良く見ておきましょう。
 事件、事故に巻き込まれたり、不審物を発見したり、犯罪だと感じたら、先ずは911 に電話して相談することです。911は、警察、救急車、消防の代表番号で
す。また、4月に、ワシントン圏の邦人所帯に配布した当館作成の「安全情報(ワシントン圏に暮らす邦人ための便利帳)」には、各種緊急連絡先が掲載してありますのでご確認下さい。
 生物化学兵器の話題が最近頻繁に取り上げられています。一方、例えばモンゴメリー・カウンティでは防御マスクの購入は効果の点から否定的です。参考までに、9
月11日の同時テロ攻撃を踏まえて、現在、メリーランド州厚生・精神省が発出している バイオテロリズムに対するQ & Aの抄訳を添付致します。

(参考)メリーランド州厚生・精神省のバイオテロリズムに関する Q & A
(抄)
1.Q:炭疽菌(Anthrax)の予防接種を受けるべきですか?
  A:いいえ。米国疾病管理・予防センター(U.S. Centers for Disease Controland Prevention&s_comma;以下 CDC)は、通常の場合炭疽菌の予防接種を行うことは推奨していません。炭疽菌の予防接種の在庫は限られており、必要性が生じた場合にのみ使用されることとなっています。
 炭疽菌の予防接種は、感染の可能性が高い以下の方々に対してのみ推奨されています。
・研究所で炭疽菌を直接扱う方
・炭疽菌に感染している可能性のある動物性製品を扱う方
・炭疽菌に感染する可能性の高い地域に派兵される兵士
2.Q:天然痘(Smallpox)の予防接種を受けるべきですか?
  A:いいえ。CDCは、通常の場合は天然痘の予防接種を行うことは推奨していません。天然痘の予防接種の在庫は限られており、必要に応じ使用されます(例えば、
天然痘感染患者が多数発生した場合)。しかし、現在のところ天然痘感染者は生じていません。

3.Q:予防措置として抗生物質を接種すべきでしょうか。
  A:いいえ。CDCや他の公的保健機関は、現在のところ予防措置として抗生物質を摂取することを推奨していません。伝染性の病気に感染したと信じる理由がある場
合には、医師等に相談して下さい。
4.Q:予防接種を受けたり、予防措置として抗生物質を摂取する必要が生じた場合、どのようにしてその必要を知ることができるのでしょうか。
  A:医師等に相談して下さい。また、新聞、ラジオ、テレビ等公共メディアや州及び居住地域の厚生部が発出するお知らせに注意を払って下さい。

3.在留届に関するお願い
 ワシントンDC及びその近郊にお住まいの方で、まだ大使館に在留届を出されていない方は、至急ご提出願います。在留届用紙は大使館領事班窓口もしくは外務省ホームページwww.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.htmlにおいて入手できます。
郵送またはFAX(読みにくくなりますので、できれば微細モードで送信してください。)にて大使館領事部宛に送付してください。在留届提出済みの方でE-Mailアドレス、FAX番号、電話番号を未記入だった方は、大使館からの安全情報をお送りしたり、万一の場合の安否確認を行う際に必要ですので、至急ご連絡をお願いします。
送付先は次の通りです。
        CONSULAR SECTION
        EMBASSY OF JAPAN
        2520 MASSACHUSETTS AVE. N.W.
        WASHINGTON D.C. 20008
        FAX 202-328-2184、  TEL 202-238-6700

4.安全関連ホームページ
○安全関連情報が入手できるホームページ:
外務省 国・地域別海外安全情報
www.mofa.go.jp/mofaj/toko/anzen/index.html

外務省 海外安全ホームページ
/www.pubanzen.mofa.go.jp
国務省渡航情報  travel.state.gov
ワシントンDC非常事態庁 dcema.dc.gov/main.shtm
バージニア州非常事態部庁 www.vdem.state.va.us
メリーランド州非常事態庁  www.mema.state.md.us

○細菌生物・化学兵器関連ホームページ
Questions and Answers about Bioterrorism(State of Maryland)
 www.dhmh.state.md.us/phdsec/html/phalert.htm
The Centers for Disease Control and Prevention (CDC)  www.bt.cdc.gov
American Red Cross  www.redcross.org
Terrorism?Preparing for the Unexpected
 www.redcross.org/services/disaster/keepsafe/unexpected.html
WHO FAQ : www.who.int/emc/questions.html
以上