第2回国際プロテオーム学会など4つのバイオ関連学会が集まり開催されるComBio2001とプロテオームの発祥の地で、今も尚、世界をリードしているオーストラリアのプロテオーム研究の現状を取材するため、昨夜、成田を出発、Sydney(写真)を経由して約12時間の旅でCamberraに到着しました。当地は春真っ盛りで、なんと桜が満開です。フラワーフェスティバルも、ComBio2001の会場であるカンファレンスホールの向かいで開催されています。
 今回は米国同時多発テロの影響で、同行するBiotechnology Japanの読者の数は少し減って15人です。まだ、ComBio2001も世界中から1000人の以上の研究者が集結しますが、米国とイスラエルを中心に4%のキャンセルがありました。しかし、必ずしも悪いことばかりではありません。キャンセルになった講演の代わりに、ヒト全能性幹細胞の講演が急きょ入りました。皆さん、ご存知の通り、オーストラリアには米国政府が認めたヒト幹細胞研究機関があります。畜産研究を背景に、この分野でも世界の先端を行っています。
 意外にも成田やオーストラリアの空港の警備は厳しくなく、先週の木曜日に熊本まで行った時の羽田空港の警備の方がむしろ厳しかった。テロの影響で飛行機も空いており、快適でした。
 飛行機の中で、日本のプロテオームの研究者に偶然乗り合わせ、10月18日に多分世界でも初めて、プロテオーム研究で病因蛋白を解明したことを学会発表するとうかがいました。Natureなど最先端の科学誌にも投稿中です。10月18日には皆さんに、スクープをお届けします。まさに長駈オーストラリアまで来たかいがありました。取材の滑り出しは極めて好調です。
 明日は朝から取材です。プレスセンターがないので、取材した記事は火曜日の早朝からお届けする予定です。これから同行のBTJ読者と狂牛病フリーのオーストラリア・ビーフをいただきに参ります。
 それでは皆さん、お元気で。(宮田 満@Camberra)

ComBio2001の公式サイト


+プロテオーム+