皆さん、おはようございます。東京から約15時間でやっとSan Diegoに到着しました。当地の時差は東京のマイナス16時間、ちょうど午後5時になったところです。宿泊先のホテルは人口の入り江にあり、前も後ろも海という好適地。またリゾートに来たと疑われてしまいます。
 しかし、写真のカモメの赤ちゃんの向こう側の島には米国海軍と空軍基地が存在し、穏やかな南国の風景に亀裂を入れています。実際、原子力空母も1隻停泊しており、その巨大さに、少し時代がかっていますが、ひょっこりひょうたん島を想起してしまいました。17番の船番の付いた空母には5000人も乗組員が乗り込み、日本の下手な離島よりも住民が多いことになります。まさに動く島でした。
 San Diegoは軍の町として栄えましたが、91年の冷戦終結後、軍事予算の縮小に悩み、大学やSalk研究所やScrips研究所を中心に200以上もバイオ・ベンチャー企業を生み出し、今やバイオ・ベイの中核都市として生まれ変わりました。
 今回のBIO2001には全世界から1万2000人以上のバイオ関係者が集結し、バイオ産業が新たな段階に入ったことを印象付ける”お祭り”が繰り広げられます。San Diegoの市長は今週から来週にかけて「バイオ・ウィーク」とすると宣言、市を挙げて歓迎ムードです。
 但し、同時にピリピリした緊張感も伝わってきます。現地のガイドさんによれば「San Diego市警が警備訓練に明け暮れている」らしい。これは全米から5000人以上も、反バイオ団体の呼びかけでデモ隊が押し寄せるという情報を得ているためだ。果たしてWTOの会議がデモによって台無しにされたSeattleの二の舞となるか?
 最近、米国内にも目覚めてきたと日本で報道されている反バイオ運動の実態をこの目で見る絶好の機会となりそうです。
 明日は、San Diego周辺の優良ベンチャーとのお見合いです。今晩はこれからプールでも入り、熟睡を心がけなくてはなりません。
 では皆さんお元気で。(宮田 満@San Diego)


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