第8回バイオ投票がまとまった。それによると6月4日午前12時現在、199人が回答を寄せ、その内、77.9%の読者が、「種を超えた遺伝子の水平伝達が、生物界に幅広く存在する」と考えていることが明らかとなった。ダイナミック遺伝子を交換するダイナミックな生物観をわが国の先端バイオ研究者は共有していた。
 今後、現在の生物種の定義が、遺伝子交換する種のグループに変貌したり、環境情報物質としてDNAが交換され、環境の変化に生物種が適応していくメカニズムなどに革新的なコンセプトが誕生する可能性を期待させる。バイオ先端研究者は固定的な生物種の概念に疑いを持っているともいえるだろう。
 こうしたダイナミックな生物像が明らかになれば、現在、我々が直面している組換え農産物の環境影響に対する解釈や組換え食品の安全性に対する議論の方向性が代わっている可能性がある。
 水平伝達が無いと回答したのは15.1%、わからないと答えたのは、7%に止まった。
 第八回バイオ投票、結果の詳細と質問の内容は下記の投票サイトをクリックしてアクセスできます。

 第九回バイオ投票は「「国家が支援する最先端のバイオ研究では大型プロジェクト(年間30億円以上)化は不可避であり、創造的な研究成果をわが国が得るためには、今後も強化すべきだと思いますか?」

 皆さんの清き一票をお待ちいたします。
●投票サイト
 
Biotechnology Japan Webmaster 宮田 満