2001年日経BP技術賞(第11回目)の授賞式が、4月6日、東京のホテル・オークラで始まった。大賞を受賞したのは、バイオ部門から選出された「汎用性の高いハイブリッド種子作成技術」で、最終実用技術研究所常務取締役研究部長日向康吉氏、同社研究員畠山勝徳氏、神戸大学農学部助手高崎剛志氏、大阪教育大学教育学部助手鈴木剛氏、岩手大学農学部助教授渡辺正夫氏、奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス科教授磯貝彰氏だ。

 この他、電子部門、パソコン部門、機械システム部門、建設部門、医療・バイオ部門、エコロジー部門の6部門から、15件の部門賞が贈られた。バイオ関連の受賞は以下の通りだ。

●医療・バイオ部門賞
 「歯肉溝液を用いた非身襲的血糖測定システム」
 富山大学工学部物質生命システム工学科生命工学講座助教授 山口昌樹氏

 「遺伝子導入効率を高める試薬『レトロネクチン』の開発技術」
 宝酒造代表取締役副社長 加藤郁之進氏
 同社取締役バイオ次長部門副本部長 浅田起代蔵氏
 同社中央研究所特許部次長 君塚房夫氏
 同社バイオ営業部バイオ海外販売課長 榊原仁嗣氏
 同社バイオ営業部東京バイオ販売課長 橋野仁一氏
 同社バイオ研究所分子医療研究開発部門研究員 上野高嗣氏
 同社バイオ製造部レトロネクチン製造課長 大南匡史氏

●エコロジー部門賞
 「草木質バイオマスからメタノールを抽出する技術」
 三菱重工ボイラ技術部ボイラ開発サービス技術課 小林由則氏
 同社長崎研究所火力プラント研究推進室 一ノ瀬利光氏

 今回の大賞は、ソニーのロボット技術やセイコーインスツルメンツ・日本電気グループのナノ立体構造物を形成する技術、大成建設などの札幌ドームと競って選出されたもの。バイオ時代の到来を予見する、審査結果となった。(宮田 満)