ファルマスニップコンソーシアム(PSC)が、わが国のファーマコジェノミックス(PG)研究のためDNAを提供するボランティアの募集を開始した。わが国で初めて大規模なSNPs(一塩基多型)の解析研究だ。PSCでは、下記の要領で参加者を募集している。同コンソーシアムは、バイオ研究者やバイオ関係者の協力を強く期待している。詳細と申し込みはここをクリックしてアクセスできる。

 個人の遺伝子の違いによって医薬品の効果・副作用などが異なることが分かってきた。この違いを究明する研究がPGだ。今回の研究では、わが国の1000人以上のDNAを分析、約170の薬物動態に関連する遺伝子(薬物代謝酵素、トランスポーターなど)のSNPsを解析する。この結果から、副作用を回避する目安となるSNPsの同定や、なるべく副作用の頻度を低下させる医薬品の開発が可能となる。

 日本製薬工業協会は、薬の有効性・副作用がどんな薬物動態県連遺伝子のSNPと関係しているかを体系的に調べるため、2000年9月、加盟43社よりなPS)を設立した(関連記事)。今回の共同研究は、東京女子医科大学と理化学研究所が参加する。ボランティアの採血は東京女子医大で行う予定だ。すでに同大学の倫理委員会の審査も終了している。実際の採血は3月1日から行われる。

 Biotechnology Japanも今回のボランティア募集には積極的に協力する。この研究に関する情報をこのHOT NEWSでも報道する他、BTJ/HEADLINE/NEWS(Eメールニュース)でも報道する予定だ(無料受信申し込みはここで登録を)。読者の皆さんの積極的な参加を期待している。(宮田 満)

●ボランティア申し込み詳細


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