神経再生に関する最新のセミナーが下記の要領で開催される。最新情報は「バイオ関係者、皆のホームページ」学会研究会欄でアクセスできる。


【第 18 回 再生医工学セミナー/つくばブレインサイエンスセミナー特別講演会】
 筑波大学基礎医学系医工学グループではつくばブレインサイエンス協会共催の特別セミナーを開催いたします。多数の方々のご参加をお待ちしております。


日 時 12月 4日(月) 18:00から19:30

場 所 医学専門学群 臨床講義室C

演 題 「脊髄損傷の神経修復 ? 車椅子からの解放を目指して」
      川口 三郎 教授 (京都大学大学院医学研究科 認知行動脳科学)

  ここ10数年間の研究成果によって、「哺乳動物の中枢神経伝導路は 再生しない」という古くからの通説が間違いであり、ヒトの脳や脊髄に おいても機能的意義を有する神経伝導路の再生が可能であることが多くの人々に受け入れられるようになった。それと共に、「哺乳動物の中枢神経系の軸索環境は全体として再生軸索の伸長に対して拒絶的(non-permissive)であり、再生に導くためにはそれを許容的(permissive)に変えなければならない」との仮説が新たなドグマとして浸透しつつある。しかし、軸索環境を許容的に変える試みによって修復できる神経投射は、多くの場合、量的に僅かで距離(軸索の延長)も短く、従って異所性であり、機能回復が起こるとは云ってもその程度は微々たるものである。著明な機能回復を期待するならば、正常な投射に匹敵するような量と延長と体部位局在の再現性をもった神経投射を再構築することが必要であろう。それは可能であろうか?
 私達の実験結果は、哺乳動物の軸索環境は再生軸索の伸長に対して拒絶的ではなく、中枢神経伝導路の再生を妨げるのは切断部の局所的条件であること、局所的条件を改善すれば、正常と同様な神経路の再構築が可能であり、その神経路によって著明な機能回復が起こることを示している。脊髄損傷によって四肢麻痺や対麻痺になった人達の手足を再び動かせるようにすることは、不可能な夢とは思われない。




連絡先 基礎医学系医工学 大川敬子
    Tel: 0298(53)3301&s_comma; FAX 3495
    e-mail: Keiko OOKAWA-CHINZEI

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○ 臨床講義室は医学図書館の上の階です。


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