政官学産から500人以上もの参加者を集めた、政治的イベント、ライフサイエンスサミットが、4月17日、東京プリンス・ホテルで開催された。

 5時間以上も、バイオ産業とバイオ研究の振興について議論が行なわれるという異例の集まりとなり、バイオ産業振興べの熱い期待を表す結果となった。しかし、議論の内容は高度な政策から、単なる陳情まで様々であり、必ずしも結論が得られた訳ではなかった。

 今回のライフサイエンスサミットで、バイオ産業は重要だという空気がわが国の政官学産に満ちあふれていることは実感できたが、これからリアルなバイオ産業をどう作っていくかという具体策の実行はこれからである。なんでも盛り込む政策は戦略ではなく、どれを採択し、どれを捨てるかを果断に決める必要がある。総論から調和の取れた各論をどう遂行するか?

 来年度から発足する総合科学技術会議の編成を含め、政治家と民間の知恵が問われている。この会議が、単なる学者と官僚のおもちゃに堕さず、省益を越えて科学技術の成果を社会に還元する組織として機能することが、わが国のバイオ産業にとって喫緊の課題と考える。

 ライフサイエンスサミットの熱気を皆さんにもお伝えするため、以下に政治家3人の動画をお送りする。自民党衆議院議員の加藤紘一氏はライフサイエンス推進議員連盟会長であり、同じく自民党衆議院議員、尾身幸次氏は同連盟幹事長だ。そして懇親会に20分ほど出席した内閣総理大臣森喜朗氏である。少し音声が荒れているが、内容は会場の熱気を味わっていただきたい。(宮田 満)


政治家の発言(動画) from ライフサイエンスサミット

森首相1(350k)
森首相2(350k)
加藤会長(350k)
尾身幹事長(350k)



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