ヒト・ゲノムのドラフト配列が公開された後、次の課題は何か?「遺伝子機能の解明が主要課題だ。そのために、種の間で遺伝子や遺伝子構造、蛋白・遺伝子のネットワーク構造などを研究する比較ゲノム学を進展させなくてはならない。こうした遺伝子が機能する在り方を表現する手法、G0(Gene Ontology:遺伝子存在論)が、その切り札となるだろう。現在、酵母でGOを研究中だが、ここで明らかにされる遺伝子機能やネットワークを記述する原則は、ヒト・ゲノムでも共通言語として通用するだろう」と米国Stanford大学A. Kasarskis氏は、2月初め米国フロリダ州で開催されたG2K会議会場で語った。

 同氏のGO解析が成功すれば、遺伝子の機能命名(Annotation)を自動化できるアルゴリズム完成につながるかもしれない。GOに関しては続報する。(宮田 満)


米国取材報告


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