南のフロリダ州Marco Islandから北上、大雪の後のWashington DCに到着しました。本日は気温9度と寒さむ緩んだ模様ですが、明日から寒波の予報の脅えています。市内から45分で米国Celera Genomics社に到着、本当に高性能DNAシーケンサー、300台がフル稼動していることを確認しました。「24時間、1週間に7日稼動している」(同社ビジネス開発部長Michael Knapp氏)が自慢するのも、あの壮観を目前にすると納得させられます。

 ショウジョウバエの全ゲノム配列を3月末に発表することに同社は自信を深めていました。ゲノム・ショットガン・シーケンスとコンピュータによるアッセンブリーが、全ゲノム精密解析の切り札になることを証明できた満足感に満ちていました。

 ちなみに1億4000万塩基あるショウジョウバエの遺伝子断片をコンピュータで繋ぎあわせる(アッセンブリー)に必要だったコンピュータの作業時間は「たった5時間、但し7回は繰り返して慎重を記した」(Knapp氏)。これには度肝を抜かれました。

 現在、米国Compaq社製のスーパーコンピュータ「αサーバー」400台(1600CPU)が、Celera社のコンピュータ室でうなりを上げていましたが、数ヶ月以内に1200台(4800CPU)まで増加させる予定です。同社は世界最大の計算機能力を備え、ヒト・ゲノムのアッセンブリーに挑戦する計画です。本当にうまく行くか?今年6月から始まるアッセンブリーの作業は、今年の末か、2001年の初頭に終了する予定です。21世紀までにヒト・ゲノムを仕上げようという強い意欲を感じました。詳細は追って報道いたします。(宮田 満)


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