消化器プロバイオティクス研究会は、3月23日(木)14時からシンポジウム「乳酸菌で胃をまもる」を赤坂プリンスホテルで開催する。東海大学医学部と明治乳業が後援する。

 消化器プロバイオティクス研究会は、生物の共生関係を意味する「プロバイオティクス」による消化器系感染症等の予防・治療に応用する取り組みを行っている研究会(関連記事)。東海大学医学部生体防御機構系感染症学部門教授の古賀泰裕氏が代表をつとめ、97年から運営している。わが国が世界をリードしてきた腸内細菌の研究から生まれた、いわゆる“善玉菌”は対象があいまいなので、もっとはっきり医学のレベルで明確にするのが狙いだ。慢性胃炎や消化性潰瘍の発症、再発に関与しているHelicobacter pylori(ピロリ菌)や大腸菌O157など食中毒原因菌などの感染症、食物アレルギーなどのアレルギー疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患などの研究に取り組んでいる。

 研究成果の実用化一番手として、明治乳業が、胃のピロリ菌を減らす効果のある乳酸菌を配合したヨーグルトを3月下旬に発売する。同研究会が明治乳業、わかもと製薬と3者共同で開発した成果だ。

 3月23日に開かれるシンポジウムは参加費無料。抽選で300名が招待される。応募はハガキまたはファクスで。応募先は、〒104-8210 中央区銀座2-16-7 恒産第1ビル内「胃と健康シンポジウム」(日経BP社)係、またはFAX番号03-3542-0616まで。
(河田孝雄)