皆さま、あけましておめでとうございます。2000年の夜明けですね。

 「ミレニアム」といって私がまっさきに連想するのは、「千年女王」なのですが、皆さま千年女王をご存じですか。私が子供の頃のテレビ番組で、1000年に一度、偉大な女王が現れるという話です。卑弥呼もクレオパトラも千年女王だったとか、しかも、銀河鉄道999のメーテルや、キャプテンハーロックに出てくるエメラルダスも千年女王との設定で、子供ながら納得できなかったことを覚えております。今度の千年紀に、どんな新しいタイプの女王が現れるのでしょうか。

 さて、今、全世界を挙げて、産業界は、循環型産業への転換に動き始めています。生産だけを考えた従来の動脈型産業構造から、製品の処分までも想定した製品デザイン、消費エネルギーや二酸化炭素排出量を削減する努力は、新ミレニアムを生き抜く企業として不可欠でしょう。

 バイオ技術を利用して、環境への負荷を軽減させようという「グリーンバイオ」への期待は、今後、ますます高いものになるでしょう。また、バイオセンサーなどバイオ技術を利用したモニタリング技術、また、環境浄化技術でも、まだまだ新しい技術へのニーズは残っています。

 ただし、ゲノムなど医薬分野を中心としたバイオテクノロジーでは、米国に先起こされているように、環境バイオ分野では、欧州が日本よりも一歩リードしているようです。その差がまだ短い今のうちに、環境バイオ分野で世界のトップに立てるように、本腰をいれるときにあるのではないでしょうか。(小板橋律子)


2000年記念新春特集
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