静岡大学遺伝子実験施設が下記の要領で公開セミナーを開催する。最新情報は「バイオ関係者、皆のホームページ」学会研究会欄でアクセスできる。


静岡大学遺伝子実験施設主催公開セミナー

日時 :平成11年11月26日(金)14時から
場所 :静岡大学農学部B棟201教室
参加費:無料(事前の申し込みは必要ありません)
日程 :
14:00から14:10 露無慎二 施設長挨拶
14:10から15:20
演者:中村研三
   名古屋大学大学院生命農学研究科教授
演題:ショ糖に対する植物遺伝子の応答と個体成長

内容:植物の体の維管束の中を0.5M近い高濃度のショ糖が流れ、体の随所で次々と新しい器官を発生させたり、種子やいもで大量の栄養貯蔵物質を蓄えるのに使われている。
成長点や貯蔵組織のようなショ糖を受け取って利用または貯蔵するシンク部位と、光合成や貯蔵物質の分解によってショ糖を送り出すソース部位で、糖に応答して発現が調節される遺伝子が同定されている。糖に応答した遺伝子発現制御は成長しつつある個体の中でソースとシンクの間のバランスを保つ重要な調節機構と考えられ、器官間シグナルとして注目されているショ糖の役割を話す。

15:20から15:25 休憩
15:25から16:35
演者:石川 統
   東京大学大学院理学系研究科教授
演題:ゲノムからみた細胞内共生細菌の機能と進化

内容:アブラムシ(アリマキ)類は菌細胞と呼ばれる特殊な細胞を数十個もち、その細胞質に共生細菌(ブフネラ)を多数保有している。この共生の歴史は約2億年と見積もられ、宿主昆虫とブフネラは絶対的相互依存の関係にある。ブフネラは、大腸菌と近縁のガンマ族プロテオバクテリアだが、そのゲノムサイズは大腸菌の1/7に縮小している。今回われわれのグループは、ブフネラのゲノミックスを終了し、さまざまな新知見を得たので、その概略を紹介する。

16:35から 質疑応答

交通機関
*新静岡センターバスターミナル4番のりばまたはJR東海「静岡駅」北口13番のりば(松坂屋デパー
ト東側)から、美和・大谷線「静岡大学」行きで「静大前」下車。
*JR東海「東静岡駅」南口のりばから、東静岡・静大線「静岡大学」行きで「静大前」下車。
*乗用車でお越しの場合は、必ず正門の守衛所で入構手続きをお願いいたします。
*学内は駐車場のスペースが少ないため、極力バスでお越しくださるようお願いいたします。

お問い合わせ先
静岡大学遺伝子実験施設 電話:054-238-5061