多地点合同メディカル・カンファレンス
 [1999-第28回]
 
 日 時:1999年9月2日(木) 18:00から19:30
 場 所:研究所1階セミナールーム
 テーマ:乳がん検診
    (宮城県立がんセンター発信)

 司会 宮城県立がんセンター外科 大内清昭

 平成10年、厚生省「がん検診の有効性評価に関する研究班」において、「視触 診による乳がん検診は、有効性を示す根拠は必ずしも十分ではない。マンモグラフィーによる検診には、有効性を示す確かな証拠がかなりあることから、マンモ グラフィーの導入に関して、早急な対応が求められる。」という勧告がなされた。

しかしその導入に当たっては、検診の精度管理や、システム構築、費用を含めた 効率化等の問題点が指摘されている。今回のTVカンファランスではこれらの問題を具体的に取り上げて検討する。


1.乳がん検診の有効性評価   
                      東北大学 第二外科 大貫幸二
 欧米での有効性評価が得られているマンモグラフィー導入検診の概要と、経済効果を含めた本邦における検診の有効性評価を厚生省班会議の報告を含めて解説する。


2.マンモグラフィー導入検診の現況  
                  宮城県立がんセンター 外科 菅原 暢
 宮城県対がん協会では平成元年からスクリーニングマンモグラフィーを導入した乳がん検診を開始、現在50から69才を対象としたマンモグラフィー併用検診を行い、年間約22&s_comma;000件の読影を実施している。現況と問題点を報告する。


3.マンモグラフィー読影の精度管理   
                 愛知県がんセンター 乳腺外科 岩瀬拓士
 マンモグラフィーによるがん検診を実施するには、撮影技術の向上や、診断医師の養成などを中心とする検診マンモグラムの診断精度の向上が必須である。乳がん検診における用語の解説と教育効果を含め発表する。