
DNAチップ技術研究会設立総会のお知らせ
生命科学の分野に於いて、遺伝子発現の変化の全体像を総合的にとらえることが重要であることは明らかですが、そのために役立つ技術の一つとしてDNAチップ技術が注目されています。
日本においてもこの技術を活用したいと希望している研究者は多く、また、より良い機器並びに解析ソフトの開発に取り組んでいる企業も活発に動き始めています。
このような現状を背景として、このたびDNAチップ技術研究会を発足させることになりました。研究者にとっても、機器開発企業にとっても、役立つ研究会になるものと思います。是非ご参加下さい。
***************設立総会のお知らせ
DNAチップ技術研究会は個人会員は1000人を突破、法人会員も数十社にも及んでおり、まさにパニック状態といったところです。
この4月に京都府立医科大学にもDNAチップ装置を導入いたしました。(設置場所は事務局のある生化学教室です)
折角、良い装置を導入してもいいアイデアがなければ、宝のもちくされ、正宗で大根を切ることになりかねません。
なにかよいアイデアなどありましたら、メールを通していろいろ自由に意見交流ができればと考えています。アメリカではDNAチップを用いた大規模なプロジェクトが進むようです。日本は独自のアイデアで、応用発展していくことが大事なのでしょうか?
いろいろご意見聞かせていただければ幸いです。またDNAチップ技術研究会のホームページも開設いたしましたので御利用いただければ幸いです。(下記御参照下さい)
尚設立総会のプログラムが出来上がりましたのでご案内いたします。
*****************ご案内
設立総会: 5月15日(土) 国立京都国際会館
京都市左京区宝ヶ池 TEL 075-705-1234
設立総会プログラム
11:00から 受付開始
11:00から13:00 &s_comma; 15:40から17:40 機器展示
13:00から13:10 DNAチップ技術研究会設立総会
13:10から14:00 教育講演「DNAチップ技術の今後の展望」
東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター 教授 中村祐輔
14:10から15:40 技術紹介
1.「メンブランを用いた高密度アレイ解析の現状」
アマシャムファルマシアバイオテク(株) 村井則雄
2.「Gene Chipシステムを用いた遺伝子解析の現状と展望」
アマシャムファルマシアバイオテク(株) 加藤哲雄
3.「スポッティングによるDNAマイクロアレイ作製」
宝酒造(株)バイオ研究所 峰野純一
詳しいプログラムと地図は下記のHome
Pageに載せていますので、御参照下さい。(URLは将来変わる可能性があります。)
HomePage:http://research.kpu-m.ac.jp/dnachip/home.htm
参加希望またはお問い合わせについては、まずメールにて一石(いちいし)宛にご連絡下さい。
多数のご参加をお待ち申し上げております。
DNAチップ技術研究会
アドバイザー 中村祐輔(東大・医科研)
世話人 三木義男(癌研)
清水 章(京大)
稲澤譲治(東京医科歯科大)
藤田晢也(パスツール研)
今西二郎(京都府立医大)
酒井敏行(京都府立医大)
吉川敏一(京都府立医大)
西野輔翼(京都府立医大 事務局)