米国Incyte Pharmaceuticals社は9月15日、Incyte社が独占的ライセンスを受けている米国Stanford大学DNAマイクロアレー作製技術に関する米国特許が成立したと発表した。

 このStanford大学の特許は、米国特許第5807522号で、タイトルは「Method for Fabricating Microarrays of Biological Samples」。ポリヌクレオチドを1センチ平方メートルあたり100以上の密度で固定したDNAマイクロアレーを作製するための技術を請求している。

 Incyte社最高経営責任者Roy A. Whitefield氏は「Incyte社のマイクロアレー作製技術は、需要の急速な拡大にも対応できる。生産規模の拡大が容易で、コスト的にも効率が良い。また、再利用も可能だ」と述べている。

 Incyte社は、この技術を応用して作製したDNAマイクロアレーを用いて、遺伝子発現量解析を行うサービスを商業化しており、これまでにスイスHoffmann-La Roche社、米国Merck社、米国Monsanto社、スイスNovartis社、オランダOrganon社、米国Pfizer社など30社以上と契約しているという。(佐原加奈子)