香港特別行政区政府は23日、新たに60歳の女性が新型インフルエンザH5N1に感染している疑いで入院中であると発表した。これで香港で報告された新型インフルエンザ患者は12人(確定9人、疑い3人)となった。

 一方、政府の公式発表はないが、Hong Kong Standard News紙は、同女性患者が23日午後7時に死亡したと報道した。この患者には抗インフルエンザ薬、アマンダジンを投与されていたが、症状の悪化を防げなかった。患者は慢性疾患を患っており、このための免疫力の低下が原因と推定されている。

 現在、香港特別行政区政府は全病院に対して、入院患者で38度以上の発熱を示す患者に新型インフルエンザの検査を行うよう勧告している。今回の60歳女性患者はこうしたスクリーニングの結果発見されたもの。

 詳しい内容は、新型インフルエンザH5N1情報特集を参照。(宮田 満)