サイトメガロウイルス(CMV)感染症の病態との相関が確認されているlower matrix蛋白(pp65)を検出する診断薬が7月1日から保険適用になった。保険点数は600点だ(6000円)。pp65は、血球に感染した時に出てくる初期抗原で、pp65の検査は遺伝子増幅法であるポリメラーゼ連鎖反応法(PCR)によるウイルスDNAの検出に比べても、検査結果と臨床症状の相関が高いといわれている。このため、pp65の検査薬は、CMV感染症の早期診断、早期治療に有効に使えると期待されている。保険が可能になったことで、実際の医療現場で利用が本格化することになる。

 保険が可能になったのは、三菱化学がドイツBiotest社から抗pp65抗体を輸入してキット化した製品(96年8月承認、10月頃発売)と帝人の製品(97年4月10日承認)の2製品だ。