神経疾患遺伝子治療懇話会は、6月29日に下記の要領で、『遺伝子療法シンポジウム1997』を開催する。現在、臨床試験計画中の遺伝子治療に関する発表から、基礎研究まで重要な研究報告が行われる。


『遺伝子療法シンポジウム1997』
ご案内


 アデノシンデアミナーゼ欠損症に対する遺伝子治療が実施され、我が国でも腫瘍・エイズなど難治性疾患に対する治療がいよいよ現実のものとなりつつあります。

 遺伝子を用いた分子標的治療は、基礎的研究のステージから臨床応用へと急速に進み、医療に携わるものは、否応なくその現状を理解する必要に迫られています。このような状況をふまえ、本懇話会では1)実際に実施されている(あるいは申請中の)遺伝子治療の展望と解決すべき問題点、2)将来的に臨床応用が期待できる基礎的研究、3)遺伝子治療実施に際する倫理的側面、の3つのテーマについて現場でご活躍の先生方にお話しいただき、聴衆の皆様を交えて十分な討論を行うことを目的として、シンポジウムを企画いたしました。皆様、奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

  ■ 会期:平成9年6月29日(日) 午前9時 - 午後3時30分
  ■ 会場:熊本市国際交流会館 6階ホール
     (〒860 熊本市花畑町4-8、TEL: 096-359-2020)
  ■ 参加費:5&s_comma;000円(当日会場にて)


    ● 篠浦 伸禎(東京大学・医・脳神経外科)           
  「アポトーシス関連遺伝子の導入による脳腫瘍の遺伝子治療」       
    ● 桜川 宣男(国立精神・神経センター神経研究所)        
  「多能性神経分化能とアセチルコリン代謝を持つヒト羊膜細胞の脳移植療法」
    ● 西  徹 (熊本大学・医・脳神経外科)            
  「ケモカイン遺伝子を用いた固形腫瘍の電気遺伝子治療」         
    ● 藤原 俊義(岡山大学・医・第一外科)             
  「p53遺伝子による癌治療の可能性」                   
    ● 松下 修三(熊本大学・医・輸血部)              
  「HIV感染症の病態と遺伝子治療」                   
    ● 吉田 純 (名古屋大学・医・脳神経外科)           
  「AAVベクターを用いた脳腫瘍の遺伝子治療」              
    ● 米本 昌平(三菱化学生命科学研究所)             
  「遺伝子治療実施に関する倫理的問題」       (50音順、敬称略)
    ● Martine J. George M.D.&s_comma; M.Sc.(RPR Gencell. USA)        
  「GENE THERAPY FOR SOLID TUMORS」                


第5回脳腫瘍遺伝子療法懇話会(神経疾患遺伝子治療懇話会)
会長 佐谷 秀行
事務局:熊本大学医学部腫瘍医学講座(幹事:中尾 光善)         
*お問い合わせは事務局までご連絡下さい。
〒860 熊本市本荘2-2-1 
TEL : 096-373-5118&s_comma; FAX : 096-373-5120&s_comma; E-mail :
mnakao@gpo.kumamoto-u.ac.jp