「高等教育フォーラム」主催、緊急シンポジウム「日本の理科教育が危ない」が、下記の要領で98年1月5日に東京大学教養学部で開催される。
 各分野の著名な研究者、評論家が集まり、理科教育のおかれた現状について議論が行われる 


 
日時:98年1月5日(月) 午後3時から
場所:東京大学教養学部(駒場キャンパス)13号館1313教室目黒区駒場3-8-1(京王帝都井の頭線「駒場東大前」下車)

講演者(順未定):
西沢潤一氏(教育課程審議会副会長、東北大名誉教授、前東北大学長
香川靖雄氏(医学教育の立場から;自治医大生化学教授)
宮地重遠氏(生物教育の立場から;元海洋バイオ研所長、東大名誉教授、生物教科書審査委員)
波田野彰氏(物理教育の立場から;東大教授、物理学会物理教育部会委員)
松原静郎氏(化学教育の立場から;国立教育研究所主任研究官)
中村桂子氏(理科教育全般;生命誌研究館副館長)
小林学氏(「理科1」設立の経緯;元文部省初等中等教育局課長、筑波大名誉教授、国際武道大教授)

進行:各氏15から20分程度の講演の後、パネルディスカッション

パネリスト
立花隆氏(評論家、東大先端研客員教授、東大教養学部非常勤講師;高等教育と日本の科学技術力の将来)
大島泰郎氏(東京薬科大学生命科学学部長、東工大名誉教授)及び 講演者各氏

司会:松田良一(東大教養学部助教授)、正木春彦(東大農学部助教授)

小学校から高校まで、個性化、創造性教育の名の下に教科、科目選択の自由化が急速に推進され、本年度から大学には大量の「生物未習者」が生物系、医学系に入学してきた。生物は、嫌いでないのに捨てられ始めた。個性や適性が育つ前に受験システムの力で理科教育が変貌しようとしている。更に加速されようとしているこの「自由化」ははたして個性と創造性を生むものなのか?リベラルアーツの今日的意義を問う。

連絡先:松田良一(cmatuda@komaba.ecc.u-tokyo.ac.jp)TEL03-5454-6637
正木春彦(hmasaki@mcb.bt.a.u-tokyo.ac.jp)TEL03-3812-2111ext.3081