日経バイオテク10月26日号「バイオ風土記」(第8回)、MSCとリハビリ組み合わせ再生医療実現目指す

(2015.10.28 01:01)1pt
2015年10月26日号
加藤勇治

 独自に開発した、サイトカインなどを用いずに未分化性を維持したまま間葉系幹細胞(MSC)を大量に培養する装置やリハビリテーション用ロボットを活用し、脊髄損傷や脳梗塞など中枢神経系疾患の再生医療の研究に取り組んでいるのが、広島大学大学院医歯薬保健学研究院の弓削類教授らのグループだ。MSCの未分化性を維持できるのは、まるで宇宙にいるかのような無重力環境を作り出すことができる重力制御培養装置「Gravite」のおかげ。細胞治療と治療後のリハビリまで一貫して行うことの効果などを検証し、実用化に向けて研究開発を進める専門組織が広島大学に立ち上がった。

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