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 【日経バイオテク/機能性食品メール】
   【2015.9.25 Vol.206】
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 原則として毎週金曜日に「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けしております日経バイオテクの河田孝雄です。

 まずは恒例の機能性表示食品の届出書受理情報から。この1週間は、更新はありませんでした。

 日本が世界に誇る機能性食品素材の代表である林原のトレハロースは、3割増産する工事が岡山で始まりました。

[2015-9-24]
林原がトレハロースの生産能力を3割増へ、26億円を投資
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150924/187532/

 さて今週の取材ですが、シルバーウィーク明けの木曜日(2015年9月24日)は、仙台市の東北大学川内北キャンパスで、平成27年度日本水産学会秋季大会と、日本遺伝学会第87j回大会を取材しました。

 水産学会では、ゲノム編集技術CRISPRを活用したマダイやトラフグの育種や、シラスウナギの生産などの発表を重点的に聴きました。記事とりまとめを進めております。水産学会は22日からの開催で、最終日は今日25日でした。参加者数はおよそ500人とのことです。

 遺伝学会は24日から26日までの開催で、取材した24日は初日でした。ワークショップ「どこから来たのか、そしてどこへ行くのか-ヌクレオチド損傷をとりまく仕組み-」の一部を聴き、日本遺伝学会奨励賞を受賞した2件の受賞講演も興味深く拝聴しました。京都産業大学総合生命科学部の河邊昭さんは「野生植物集団の遺伝的多様度と変異の維持機構」、九州大学医学研究院の大野みずきさんは、「酸化塩基8-オキソグアニンは哺乳動物におけるゲノム多様性の原因である」という演題名でした。遺伝学会の参加者数はおよそ300人規模とのことでした。

 いずれも記事とりまとめを進めております。

 そして今日金曜日(9月25日)は、茨城県日立市にある森林総合研究所で森林バイオ研究センターの取り組みなどを取材しました。樹木分野におけるゲノム編集技術CRISPRの論文は今年初に発表され、これまで2報出ていることもうかがいました。

 カルタヘナ法に関する特集記事を来月、日経バイオテクでまとめる予定で、森林総研の取り組みも紹介します。

 ノーベル賞受賞は確実とみられているゲノム編集技術CRISPRについては、早くも米Thomson Reuters社が引用栄誉賞に選びました。

[2015-9-24]
米Thomson Reuters社の引用栄誉賞の化学部門にCRISPR/Cas9、
米特許取得のZhang博士は選出されず
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150924/187531/