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  【日経バイオテク/機能性食品メール】
    【2015.7.31 Vol.199】
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 原則として毎週金曜日に「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けしております日経バイオテクの河田孝雄です。

 まずは恒例の機能性表示食品の届出書受理情報です。

 今週は月曜日(7月27日)に1件(カネカの子会社のユアヘルスケア)、水曜日(7月29日)に2件(日清ファルマ、森下仁丹)、そして今日金曜日(7月31日)に5件(江崎グリコ4件、JAかごしま茶業1件)の公表がありました。

※日経バイオテクONLINE記事

腸内環境を改善するBifiXヨーグルト、江崎グリコが9月から機能性表示、
トクホ申請も継続
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150731/186645/

「ハウスダストなどによる目や鼻の不快感を軽減」、
JAかごしま茶業が「べにふうき緑茶」で9月半ばから機能性表示
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150731/186644/

食後血糖値対策の機能性表示食品に新規登場、
日清ファルマが小麦アルブミン、森下仁丹がサラシア
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150729/186569/

 JAかごしま茶業の「べにふうき」は、どのような機能性表示になるのか、とても興味がありました。農林水産省が育種した機能性食品素材の代表例ですし、食品の機能性表示の懸案となっている“免疫”“アレルギー”の案件という意味でも、大注目です。

※「べにふうき」の関連記事

【機能性食品 Vol.189】「ドローン」と「ゲノム編集CRISPR」は似ているかも、
機能性表示食品はゾロゾロトクホ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150530/185237/

日経バイオテク4月27日号「リポート」、2015年度開始“世界最先端”の制度
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150428/184233/

消費者庁の機能性表示食品、サントリー、ファンケル、はくばく、
JAかごしま茶業など届け出
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150403/183718/

NARO食総研の山本領域長、機能性農産物で健康を底上げ、
弁当やレシピ公開を視野に栄養ケアステーション構想をアピール
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140905/178815/

農研機構が「食のセミナー」を初開催、丸の内タニタ食堂で特別メニュー提供
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140903/178791/

NARO食総研の大谷所長、食品機能性表示検討会で
大麦とホウレンソウ、豆乳、ダッタンソバの表示例を新提出
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140626/177260/

消費者庁の食品機能性表示検討会、
第5回でようやく「機能性表示の在り方」を本格検討開始
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140509/175937/

日経バイオテク4月14日号「機能性食材研究」(第4回)、茶
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140418/175549/

農研機構とホシザキ電機、
カテキンやテアニンを有効量含む給茶機「リッチプラス」を製品化
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140325/174998/

第9回日本食品免疫学会学術大会が開幕、
明治や雪印、日本ハム、マルハニチロなど発表企業は16社
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131017/171500/

べにふうきに産学官連携の農林水産大臣賞、
食総研の山本領域長とバスクリンが受賞、売上高累計100億円超
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130822/170490/

 グリコのビフィズス菌は、雪印のガセリ菌と同じく、トクホ手続きを追い越して、先に機能性表示食品の表示が実現しました。トクホの表示許可を取得する意味がどれだけあるのか、学術連動マーケッティングの力量が問われます。

※関連記事

腸内環境を改善するBifiXヨーグルト、江崎グリコが9月から機能性表示、
トクホ申請も継続
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150731/186645/

グリコ「ビフィズス菌BifiX」に抗メタボ効果、GLP-1と短鎖脂肪酸量が増大
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150408/183770/

雪印、内臓脂肪減らすガセリ菌SP株の機能性表示を8月25日に開始、
体脂肪対策のトクホ申請は継続
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150707/186120/

【機能性食品 Vol.195】雪印が内臓脂肪を減らすガセリ菌SP株で
機能性表示食品、トクホ9件は新味無し
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150707/186102/

 今週で累計の受理件数は67件になりました。公表日毎の件数を振り返ると、4月17日の第1弾公表が8件、4月24日の第2弾が3件、5月1日の第3弾が9件、5月8日の第4弾が1件、5月22日の第5弾が5件、6月5日の第6弾が1件、6月10日の第7弾が10件、6月19日の第8弾が1件、6月24日の第9弾が6件、7月1日の第10弾が4件、7月7日の第11弾が4件、7月10日の第12弾が2件、7月15日の第13弾が2件、7月22日の第14弾が3件、そして今週は、7月27日の第15弾が1件、7月29日の第16弾が2件、7月31日の第17弾が5件です。今週は初めて公表が週に3回もありました。公表の回数が増えてきましたのでそろそろ、第■弾、という呼び方は止めようと思ってます。

 それから今週は、機能性表示食品の制度の発展に意欲的に取り組んでいる業界団体2つの動きも、興味深かったです。健康食品産業協議会での取り組み内容や課題は、まさにその通りと思うことばかりです。味の素、キリン、協和発酵バイオ、大塚製薬、大正製薬、湧永製薬などなどの研究開発・学術の有力企業が中核メンバーなので当たり前といえるかもしれませんが。

 一方、日本通信販売協会(JADMA)の方は、とにかく対応が迅速ですよね。こちらも、ファンケル、森下仁丹、山田養蜂場などなど、そうそうたるメンバーです。

健康食品産業協議会、
機能性表示食品制度の課題抽出と業界案策定を4分科会で検討
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150728/186545/

JADMAが「機能性表示食品 GUIDEBOOK」を発刊、
4月開始の新制度を解説する初の刊行物
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150729/186575/

 締切時刻になりましたので、ここで失礼します。花王の商標出願や、ロッテの特許切れの記事も、おもしろいので、ぜひご覧ください。2つとも、プレスリリースには、その旨の記載はありません。

花王が「生命美容科学」の商標出願、
“血管力”着目の論文投稿中の成果を7月30日発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150731/186642/

ロッテが歯周病トクホ素材ユーカリの研究を7月28日に発表、
オーラルプロテクトコンソーシアムは7月22日に設立
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150727/186526/

 今週火曜日(7月28日)から木曜日(7月30日)まで東京ビッグサイトで開催された展示会「SPORTEC 2015」には、合計4万人を超える入場者が集まったとのことです。私は初日午前中に参加しました。

ニッスイがEPA商品で「SPORTEC」に出展、杉田JOC科学サポート部門長が講演 https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150724/186485/