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  【日経バイオテク/機能性食品メール】
   【2015.6.26 Vol.194】
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 原則として毎週金曜日に「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けしております日経バイオテクの河田孝雄です。

 今日まで徳島で第15回日本蛋白質科学会年会を取材しております。「コドン・ハイジャック」「遺伝子暗号拡張」の関連発表を中心に発表を聴いています。

徳島の蛋白質科学会に800人、蛋白質の品質管理や化学修飾で第一三共、アステラス、花王が発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150626/185851/

 機能性食品と関連の深いテーマのワークショップとしては「脂質関連蛋白質の生理機能と機能性脂質生産への応用」でEPAや腸内細菌、「蛋白質とアミノ酸のキラルサイエンス」でD-アミノ酸の発表などがありました。

 ただいま聴いているワークショップ「天然モノと人工モノ、両面から迫る最新の蛋白質構造観」では、レゴ・ブロックの写真が何度か出てきました。

 さて今春から毎週恒例の機能性表示食品の話題を。今週は先々週の6月10日と同じく、水曜日に消費者庁が受付受理を公表しました。今回は6件。

 4月17日の第1弾公表が8件、4月24日の第2弾が3件、5月1日の第3弾が9件、5月8日の第4弾が1件、5月22日の第5弾が5件、6月5日の第6弾が1件、6月10日の第7弾が10件、6月19日の第8弾が1件、そして6月24日の第9弾が6件で、合計44件となりました。撤回が1件あるので、差し引き43件が有効です。

 今週は、睡眠対策の機能性表示食品の実現に注目です。

[2015-6-26]
睡眠対策の機能性表示食品が実現、伊藤園のテアニンと味の素のグリシン
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150626/185871/

[2015-4-8]
味の素、機能性表示食品の届け出は5月上旬までに、
まずはロイシン高配合アミノ酸とグリシン
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150408/183772/

 免疫や疲労、睡眠といった注目の機能性表示のうち、睡眠の届出書が受理され
ました。

[2015-1-21]
消費者庁の機能性表示食品、食品免疫学会や疲労学会、睡眠学会の成果は
どこまで表示可能か
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150121/181754/

 同じ睡眠対策の機能性表示といえますが、伊藤園のテアニンと、味の素のグリ
シンとでは、機能性表示の文言の長さが大きく違います。

 伊藤園は「本品にはL-テアニンが含まれている。L-テアニンには夜間の健やか
な眠りをサポートすることが報告されている」旨を表示します。

 味の素は「本品には“グリシン”が含まれており、すみやかに深睡眠をもたら
し、睡眠の質の向上(熟眠感の改善、睡眠リズムの改善)や、起床時の爽快感の
あるよい目覚め、日中の眠気の改善、疲労感の軽減、作業効率の向上に役立つ機
能がある」旨を表示します。

 このうち、L-テアニンについては先に、「作業などに由来する緊張感を軽減する」という機能性表示食品の表示に関する森下仁丹の届出書が5月8日に受理されまして、森下仁丹が7月中旬に、機能性表示食品の新サプリメントブランド「ヘルスエイド(HealthAid)」のシリーズで発売します。

 機能性表示食品の表示をした商品の発売が相次いでいます。おもしろくなって
きました。

ライオンが届出番号「A1」の機能性表示食品を6月30日発売、
腸に届けるコーティングに独自技術採用
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150625/185815/

アサヒが機能性表示食品で攻勢、
ノンアルコールに「アミール」「ディアナチュラ」続く
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150623/185788/