Wmの憂鬱、ゲノム編集、規制論議の前提となる、農産物のゲノム変異のデータが無い【日経バイオテクONLINE Vol.2254】

(2015.05.21 17:00)1pt
宮田満



 今週、北海道を訪れました。あいにく小雨、半そでの東京姿にはジャケットが手放せません。今回は、今年、ゲノム編集の規制の考え方を論文発表し、反響を得た北海道大学安全衛生本部の石井哲也教授とインタビューすることが目的でした。遺伝子組み換え農産物の実用化に際して、1996年から育種の手法、つまりプロセスで規制をすることは意味なく、プロダクトとして評価すべきだと、私は主張してまいりました。植物の遺伝子操作に使うTiプラスミドによりサツマイモが栽培品種化された1万年前に、実は自然に遺伝子導入されており、私達はそれを食べ続けてきたことが今年3月に発表されました。遺伝子操作というプロセスが、新規性があるからという理由で、プロセスで規制すべきだという根拠も失われてしまいました。新しいものや変化に対する恐れは、人間にとっては自然な防御策ですが、それが無知による恐れだとしたら、それは単なる知的退廃や傲慢を意味してしまいます。食糧も、そして食の安全性も今の技術だけでは確保できないことが明白であるとするならば、私達は科学研究をまっとうに尚進める必要があると確信しています。という訳で、今や微生物から植物、動物まで、効率よく遺伝子改変できるゲノム編集も、遺伝子操作の過ちを犯さぬよう実際に育種された農作物などプロダクトの安全性で規制すべきであると思い、規制論者である石井教授との対話を求めました。そしたら、意外にも…。

 ここからは申し訳ありませんが、Wmの憂鬱Premiumサイト(https://bio.nikkeibp.co.jp/wm/)から有料でお読み願います(個人カード払い限定、月間500円で100本まで読み放題)。以前のバックナンバーもまとめてお読みいただけます。※日経バイオテクONLINEの読者は、日経バイオテクONLINEのサイトから記事にアクセス願います。

ここから先は「日経バイオテク」「日経バイオテクONLINE」の
有料読者の方のみ、お読みいただけます。

ログイン 購読お申込み
  • 「日経バイオテクONLINE Webマスターの憂鬱Premium」への会員登録はこちら
  • 「日経バイオテクONLINE」についてはこちら

バックナンバー新着一覧

PR・告知製品・サービス一覧人材・セミナー・学会一覧