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 【日経バイオテク/機能性食品メール】
    【2015.4.24 Vol.185】
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 原則として毎週金曜日に「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けしております日経バイオテクの河田孝雄です。

 今日金曜日(4月17日)は、午前中に東京医科歯科大学でゲノム編集技術であるCRISPR/Cas9などの取材をしまして、昼に上野で日本健康食品規格協会(JIHFS)の健康食品輸入原材料の品質を保証するGMPIM認証の説明を聴き、それから千葉県のかずさDNA研究所で、サツマイモ近縁野生種のゲノム解読などについて、お話しをうかがいました。

 後ろから話題をご案内させていただきますと、かずさDNA研究所は、ゲノム解読の日本の中核拠点ですので、先日つくばの農業生物資源研究所で取材した、アズキのゲノム解読との関連で、各種シーケンサーの活用についても、うかがいました。

 アズキの記事にも記載しましたように、ゲノム解読は受託企業に外注することが多いのですが、委託先が国内の場合、国外に比べ割高なことが多いようです。ゲノム解読に限った話ではないのですが。

 丹念なインフォマティクス解析で差異化することなどにより、受託事業の付加価値を高めることはできそうですが、国際競争力という意味ではやはり気になります。

[2015-4-17]
日経バイオテク4月13日号「機能性食材研究」(第16回)、アズキ(小豆)
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150417/183997/

[2015-4-16]
生物研と沖縄綜研、1分子シーケンサーPacBioでアズキの全ゲノムを解読、
3種のシーケンサーを比較
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150416/183962/

 JIHFSの新しいGMPIM認証は、この4月施行の消費者庁「機能性表示食品」で、
市場が拡大すると睨んでの仕組みです。日本ならではの細やかな、より信頼でき
る認証制度が広がっていくことが、国民の健康増進に寄与しそうです。

 この機能性表示食品では、北海道のバイオ企業を代表するアミノアップ化学が
「疲労」と「免疫」について届出書を提出しました。

[2015-4-23]
アミノアップ化学、機能性表示食品の届出書を先週送付
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150423/184144/

 4月初めに届出書を提出したサントリーが、「セサミンEX」で「抗酸化」の機
能性表示を目指しているのに続き、特に意欲的な表示内容と思います。

[2015-4-3]
【機能性食品 Vol.182】「機能性表示食品」に続々、サントリー、ファンケル、
はくばく、JAかごしま茶
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150404/183722/

 今日最初の取材のCRISPRについては、今日2つ、記事をまとめました。

[2015-4-24]
米Broad研のCRISPR特許、日本の実験動物供給企業が相次ぎ研究用実施権を獲得
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150424/184177/

[2015-4-24]
中国中山大、CRISPR/Cas9でヒト受精卵をゲノム編集した取り組みを論文発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150424/184148/

 日経バイオテクで、CRISPRの特集記事をまとめる予定です。先日、PubMedで検
索しましたところ、今年に入ってからだけで論文数は200を超えていました。累計
は1500報超です。ものすごい勢いで普及していることことを改めて思い知りまし
た。

 メール締切時間になりましたので、これにて失礼します。

 今週とりまとめた、味の素やフジッコ、アークレイの記事もご覧ください。

味の素、アミノインデックスがトリプル受賞、
5月に日本栄養・食糧学会の技術賞
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150422/184109/

フジッコと大阪市立大、閉経モデルラットの軟骨変性をイソフラボンが抑制
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150421/184071/

アークレイ、ハッサク由来素材「ラプテン」の販売でカイゲンファーマと提携
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150421/184070/