ゲノム編集法は変わりつつある。「ゲノムに変異を導入する技術」として一般の研究者に知れ渡った今、開発者は既に新たな原野を開拓する気概にあふれている。ゲノム編集アップデイト(8)で紹介したCRISPRによる順遺伝学的スクリーニング(文献1)はそれらの研究の中でも特筆すべきもの。この研究グループはその後、マウス個体でスクリーニングを行う研究を見据えていたようである。順遺伝学的スクリーニングはそもそも細胞のような比較的大きな集団でしか用いることができないため、マウスでスクリーニングをすると聞いただけでハードルの高さを感じてしまう。しかし、開拓者精神を抱いた研究者たちは意外なアイデアでこれを乗り越えて見せた。

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