グローバル化を急速に進める武田薬品工業が、真の意味で国際競争を得るための方策に途方に暮れているのではないか? とここ最近疑うようになりました。グローバル化の副作用によってかえって舶来信仰が強まり、折角世界第2位とも中国に抜かれて第3位ともいわれている日本の科学技術力を活用することを忘れているようにしか、思われない。スイスRoche社、スイスNovartis社、米Pfizer社、そして米Amgen社や米Gilead Sciences社などの方がしたたかに日本の科学研究にアクセス、宝を掘り当てているというのに…。なんだかかつてのソニーの轍を踏むような戦略的な過ちを犯しそうです。真のグローバル企業は、信頼されるブランドもあり、最もアクセスが良い国内の研究資源を国際的にきちっと評価し、それを競争力に転じる力のある企業であると考えます。現在、我が国の医療システムも急速にクリニカルシーケンスへと向かいつつあります。我が国のトップ企業である武田薬品こそ、我が国の個の医療の基盤整備に資金を投入すべき時であると、確信しております。

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