合成生物学分野のトップランナーの1人である米Massachusette Institute of Technology(MIT)のTimothy Luは、2015年1月のKeystone Symposia - Precision Genome Engineering and Synthetic Biologyにて、ゲノムを「DNAテープレコーダー」と形容した。ゲノム編集技術が成熟した今、ゲノム上に任意の情報を記録し、上書きすることは容易に可能である。また同会議にて、米University of Texas at AustinのAndrew Ellingtonは、「ゲノムとは、設計/改変するためのユニットである」と述べた。いずれも合成生物学者らしい考え方であり、一昔前までならば絵空事のようにも感じられただろうが、ゲノム編集技術の急速な進化と相まって、彼らの言葉は極めて現実味を帯びていた。

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