コメ油は、コメぬかを原料として製造する食用油で、主に学校給食や食品会社で利用が進む。東北大学大学院農学研究科教授で、東北大学未来科学技術共同研究センター・戦略的食品バイオ未来技術構築プロジェクトリーダーの宮澤陽夫教授は、コメ油がビタミンEの一種で、強力な抗酸化作用を持つトコトリエノール(T3)を多く含む点に注目。コメ油が高い栄養特性を持つことを動物試験やヒト介入試験などで見いだしてきた。これまでのコメ油の機能性研究を中心に今後の展望などを2015年12月末に宮澤教授に取材したので報告する。宮澤教授は、2015年5月にパシフィコ横浜で開かれる第12回アジア栄養学会議(2015年5月14日-18日)で会頭を務める。同会議は、第69回日本栄養・食糧学会大会(会頭:東京農業大学の鈴木和春教授)との合同開催だ。一般演題は12月末現在1800題の申し込みがあり、招待講演・シンポジウム等の数は75で、総参加者数は約5000人を見込んでいる。

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