こんにちは。隔週でこのメールマガジンを担当している日経バイオテク副編集長の河野修己です。

 メールマガジンの読者の皆様、遅ればせながら明けましておめでとうございます。本年、1回目の担当です。今年もクレーム、苦情を恐れず、バイオ業界のディープなネタを掘り起こしていく所存でございます(実は新年2週目にして既に1件、苦情をいただいております)。

 さて、昨日は新年恒例の「バイオ関連団体合同賀詞交歓会」に参加してきました。バイオインダストリー協会の理事長で中外製薬会長の永山治氏や、日本医療研究開発機構の初代理事長に就任予定の末松誠・慶應大教授が挨拶されていました。詳細は以下の記事をご覧ください。

バイオ関連団体合同賀詞交歓会、「バイオ業界に内なるグローバル化を期待」
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150115/181669/

 ところで、賀詞交換会の醍醐味は、酔っ払って口が滑らかになった方々と立ち話できる点にあります。毎年、いくつかの賀詞交換会に参加していますが、記事のネタを拾うのに重宝しています。

 本日のメルマガでは、昨日の賀詞交換会で小耳に挟んだ話を3つ紹介します。

 1つ目は、大阪大学大学院医学研究科・医学部の次期トップが内定したようです。次の研究科長・医学部長は再生医療で著名な澤芳樹教授(心臓血管外科)です。現在の医学部長は分子治療学講座遺伝子治療学分野の金田安史教授ですから、遺伝子治療から再生医療にバトンタッチされることになります。澤教授は日本再生医療学会の理事長(現在は副理事長)にも就任する予定です。

 2つ目は今年のバイオベンチャーのIPOについて。来週月曜日に発行される日経バイオテク最新号の「業界こぼれ話」に今年のバイオベンチャーのIPO予測を掲載しているのですが、賀詞交換会で市場関係者と話していて、あるIPO有力候補についてこの記事で触れるのを失念していることに気がつきました。そのバイオベンチャーは、中国地方の瀬戸内海側の県に本社を置いており、実験用動物の作製などを主力事業としています。

 最後に、厚生労働省審査管理課の森和彦課長との会話を記しておきます。医薬品・医療機器等法に新たに設定されたカテゴリーである再生医療等製品について実際の審査方針がどういったものになりそうか質問してみたのですが、「現在、申請中のJCRファーマやテルモなどで事例を積み重ねていき、審査結果は審査報告書などで積極的に公開していく。申請側も公開情報を常にチェックしてほしい。十分な経験や情報が無い段階でガイドラインで細かく縛るのは避けたいと考えている」とコメントしていただきました。