先週相次いで開催された高松宮妃記念癌研究基金国際シンポジウムと東京大学医科学研究所遺伝子・細胞治療センター(IMSUT-CGCT)キックオフ・シンポジウムから最新の状況をお伝えいたします。Novartis社が日本でCD19を認識するCAR(CD19-CAR)を開始するのは、前回のメールで来月というのはやや勇み足でした。来月、米国でALL(亜急性リンパ球性白血病)を対象にフェーズIIの臨床試験が始まり、我が国では2015年中半に臨床試験が始まるというのが真実でした。いずれにせよ、現在、CD19-CARを我が国で臨床開発中のタカラバイオと並び、CARの実用化に向けた臨床試験が加速されるようになります。私がCARを重視するのは、今までホワイトバイオで先行していた合成生物学がとうとう医学への応用を見つけたためです。今後、ゲノム編集技術とiPS細胞技術との融合によって、exo vivoの遺伝子治療/再生医療(11月25日、本日施行された再生医療新法と改正薬事法では遺伝子治療ではなく再生医療扱い)という新しい合成生物学の市場が見えてきました。

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