食品安全委員会入居ビル
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   【日経バイオテク/機能性食品メール
      2014.11.7 Vol.162】
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 原則として毎週金曜日に「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けしております日経バイオテクの河田孝雄です。

 今日は、トレハロースシンポジウムとホスファチジルセリン研究会を取材しました。参加者数は、トレハロースシンポジウムが250人、ホスファチジルセリン研究会が60人ほどだったようです。ホスファチジルセリン研究会では、構成要素の脂肪酸のω3の話題が目立ちました。

[2014-11-7]
産業医大、トレハロースはオートファジーを誘導して
肝細胞の小胞体ストレスを改善
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141107/180246/?ST=ffood

[2014-9-16]
第13回ホスファチジルセリン研究会、11月7日に品川で開催、
理研の有田誠氏と遺伝研の有田正規氏ら講演
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140916/179018/?ST=ffood

 トレハロースシンポジウムを主催した林原の関連記事も1つ紹介します。

[2014-11-6] 食品企業の特許資産規模ランキング、森乳と林原、不二製油が躍進
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141106/180193/?ST=ffood

 今日のメールのメーンの話題は、今週水曜日(2014年11月5日)夕方に開催され
た食品安全委員会の「報道関係者との意見交換会」とさせていただきます。

 議事は「食品中のアクリルアミド」でした。注目度が高まっているとの理由で、
変更になりました。報道関係者は20人ほど集まり、「アクリルアミドの低減対策
について」農林水産省からの説明もあり、充実した内容でした。

 ただし、アクリルアミド対策に用いられる酵素製剤「アスパラギナーゼ」や、
アスパラギン含有量の少ないジャガイモについて、国内外の実用化状況を質問し
たところ、がっかりしました。

 報道関係者からの質問を想定して、明確な答えを用意してあるはず、と勝手に
思い込んでいたのですが、そうではなかったからです。

 日経バイオテクでは次のような報道をしています。記事をまとめるときには、
いろいろ調べるのですが、今回の意見交換会でまとまったアップデイトされた情
報を入手できるのでは、と期待していたのです。当然想定される質問については
しっかり答えられるように準備しておいて欲しいと思ったのは、私だけではない
はずです。

[2014-10-21]
アクリルアミド対策のアスパラギナーゼ、
DSM社のセルフクローニング酵素製剤が近く日本でも解禁へ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141020/179656/?ST=ffood

[2013-10-28]
アクリルアミド対策のDSM社組み換えアスパラギナーゼ、
食品安全委員会がパブコメ募集を開始
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20131028/171715/?ST=ffood

[2013-6-10]
国際アグリバイオ事業団(ISAAA)アグリバイオ最新情報【2013年5月31日】
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20130610/168882/?ST=ffood

[2012-7-3]
Novozymes社、酵素によるフレンチフライ中のアクリルアミド低減を確認
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120702/161952/?ST=ffood

[2011-10-24]
Novozymes社、コーヒーのアクリルアミドを下げる新しい方法を開発
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20111023/157355/?ST=ffood

[2010-9-24]
農水省の委託で日本食品分析センターが3-MCPD脂肪酸エステルの分析法を開発へ、
リスク管理検討会が優先度Aに追加
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/oc/2007/3891/?ST=ffood

 農水省が配布した資料「食品中のアクリルアミドを低減するための指針 
第1版」を拝見して、新たな発見をしました。

 アクリルアミドは体内で代謝されると、遺伝毒性発がん物質に変わることが
あるので、対策が議論されているのですが、この代謝で生まれる遺伝毒性発が
ん物質は、食用油の脱臭工程などで生成することが分かったグリシドール脂肪
酸エステルと共通の構造を持っていることです。

 いずれにしても、遺伝毒性発がん物質の場合は、通常の毒性物質とは異なり、
閾値を設定できないので、悩ましい限りです。気にしすぎると食べれるものがな
くなってしまいます。

 食品安全委員会の常勤委員である山添康さん(委員長代理)が、アクリルアミ
ドは体内に入るとすぐにグルクロン酸抱合体になるので、アクリルアミドが代謝
されて遺伝毒性発がん物質に変わる率はかなり低い、という説明があり、やはり
代謝動態の考慮は大切なのだ、と思いました。農水省の資料(1年も前の資料で
すが)には、アクリルアミドが抱合体になるという説明は入っていないのでした。

 最後に、内閣府の総合科学技術・イノベーション会議関連の2014年度新規施策の
記事を4本ほどまとめましたので、ご覧ください。

[2014-11-5]
内閣府SIPの次世代農林水産業、藻類の代表研究者は水研センター石原賢司氏、
企業はユーグレナとシー・アクト、ヒガシマル
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141105/180120/?ST=ffood

[2014-11-4]
内閣府SIP、次世代機能性農林水産物・食品の研究責任者は
東大阿部氏、京大森谷氏、早大柴田氏ら
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141104/180071/?ST=ffood

[2014-11-4]
内閣府SIPの次世代農林水産業、代表研究者はNBTが生物研廣瀬氏、
ゲノム編集が筑波大江面氏、戦略コーディネータはタキイ種苗
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141104/180068/?ST=ffood

[2014-10-30]
内閣府ImPACT、東大合田PMのセレンディピティにユーグレナ、
名大宮田PMのインセクトデバイスにJMAC
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141030/179905/?ST=ffood

 締切時間になりましたので、ここで失礼します。なお、ここ1週間の機能性食品
関連の記事や記者発表のリストは、このメールの最後の部分をご覧ください。

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産業医大、トレハロースはオートファジーを誘導して
肝細胞の小胞体ストレスを改善
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141107/180246/?ST=ffood

理研BRC、βカテニン遺伝子の1塩基変異でマウスが不妊に
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141107/180244/?ST=ffood

食品企業の特許資産規模ランキング、森乳と林原、不二製油が躍進
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141106/180193/?ST=ffood

ビジョンバイオ、食物アレルギー表示推奨8品目検出の
独自プライマーで特許取得
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141106/180185/?ST=ffood

理研QBiCと東大医、マウスを丸ごと透明化して1細胞解像度で観察、
Cell誌で発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141106/180184/?ST=ffood

東海大とキリン、プラズマ乳酸菌でかぜ対策、
657人の成果を公衆衛生学会で発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20141105/180122/?ST=ffood

アミノアップのAHCCでパピローマウイルス除去、
Texas大が米癌統合医療学会で発表
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内閣府SIPの次世代農林水産業、藻類の代表研究者は水研センター石原賢司氏、
企業はユーグレナとシー・アクト、ヒガシマル
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内閣府SIP、次世代機能性農林水産物・食品の研究責任者は
東大阿部氏、京大森谷氏、早大柴田氏ら
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内閣府SIPの次世代農林水産業、代表研究者はNBTが生物研廣瀬氏、
ゲノム編集が筑波大江面氏、戦略コーディネータはタキイ種苗
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【機能性食品 Vol.161】肥満学会、未病システム学会、補完代替医療学会、
機能性食品医用学会
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