今年も10月初めに自然科学系のノーベル賞発表があった。神経科学、脳科学に大きな関心がある筆者にとって、バイオ系の学術的な観点から、興味深い分野が受賞の対象になった年であった。実は著者は、今年度のノーベル賞は神経科学分野が受賞するのではないかと想定していた。本コラム後編では、ノーベル化学賞の意義と、ノーベル賞を想定していた2つ目の理由、脳科学の未来について論じたい。前編では、ノーベル賞を想定していた1つ目の理由とノーベル生理学・医学賞の意義について論じた。

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