動物に投薬すると代謝されてしまうT1105から、商品化したアビガン(T705)までは僅かフッ素基1つ付加した差に過ぎなかった。しかし、ここでも合成は難航する。だが、この苦労は決して無駄では無かった。後で分かったのだが、アビガンはプロドラッグだった。細胞に取り込まれ、代謝されて始めて活性化合物となる。これがRNA鎖依存型RNAポリメラーゼを標的としてスクリーニングを進めていたライバル企業を突き放す原因となっていたのだ。





 ここからは申し訳ありませんが、WMの憂鬱Premiumサイト(https://bio.nikkeibp.co.jp/wm/)から有料でお読み願います(個人カード払い限定、月間500円で100本まで読み放題)。以前のバックナンバーもまとめてお読みいただけます。

※日経バイオテクONLINEの読者は、バイオテクONLINEのサイトから記事にアクセス願います。

この記事は有料会員限定です

会員の方はこちら