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    【日経バイオテク/機能性食品メール
        2014.9.26 Vol.156】
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 原則として毎週金曜日に「日経バイオテク/機能性食品メール」をお届けしてお
ります日経バイオテクの河田孝雄です。

 消費者庁が8月28日に意見募集(パブリックコメント)を開始した「食品表示基準(案)(機能性)」の締め切りは今日(9月26日)でした。

 その前日の9月25日(つまりは昨日)、日本通信販売協会(JADMA)のサプリメン
ト部会が「機能性表示食品制度(仮称)」の第1回勉強会を都内で開催しました。

[2014-9-26]
JADMAの機能性表示食品制度第1回勉強会に220人、
第2回はシステマティック・レビューの上岡洋晴教授が講演
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140926/179215/?ST=ffood

 後半は新制度への各社の準備状況に関するパネルディスカッションが行われ、
山田養蜂場の橋本健取締役、やずやの塚園ミユキ常務取締役、キユーサイ考査室の
池田勇一郎室長、ファンケルのサプリメント研究所の寺本祐之所長の4人がパネリ
ストとして登壇しました。

 サプリメント部会の部会長を務めている橋本取締役は、94年に新制度(DSHEA)
が導入された米国では、サプリメントの市場が直後に2倍になり、それから20年か
けて4倍になったことを話し、日本でも2倍ぐらいになるのでは、という見方を示
しました。現在の日本の市場が1兆2000億円であるのが、2兆4000億円になるとお
話しでした。

 現在の日本の仕組みでは、取得したエビデンスデータは、商品回りで消費者に
伝えることができません。そのため、バイオテクノロジーも活用してエビデンス
データを蓄積している研究開発型の“責任ある”企業ほど、エビデンスを伝えら
れないというのが現状です。結果として、TVをはじめ各所で目立つ広告では、エ
ビデンスが明確でない内容のものが多くなっています。

 新制度の下では、消費者庁にエビデンスデータなどを届け出て、受理番号を取
得できれば、60日後以降から商品回りでエビデンスを伝えることができるように
なります。

 受理されるのに必要なエビデンスデータの要件や、消費者に公開するエビデン
スデータの範囲がどうなるかなどは、今後発表されるガイドライン次第ですが、
特定の企業が独自開発した成果については他の企業が安易にただ乗りできないよ
うな制度設計の工夫が重要になります。

 この機能性表示食品制度(仮称)が2015年度から開始するのに伴い、食品の不
当表示などの取り締まりは当然のことながら厳しくする必要があります。明確な
エビデンスほど、明確に消費者に伝えられる制度の実現を望みます。

 新制度は、米国のDSHEA制度を参考にしているため、米国的なサプリメントば
かりに目が行きがちですが、日本の新制度は、農作物も含め、食全般が対象にな
ります。

 たとえば、βクリプトキサンチンのエビデンスデータをしっかり確認しなが
ら、食生活に温州みかんを積極的に取り込むといった、食の選択に、新制度は
役立ちます。

 2013年12月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会が無形文化遺
産への登録を決めた「和食 日本人の伝統的な食文化」を世界に広めるにも、食
の健康機能に関するエビデンスデータの蓄積は重要です。

 食の輸出額1兆円を目指す農林水産省も、和食の魅力を解明する研究への予算
を増やしています。

[2014-9-5]
農水省農林水産技術会議、日本版フードバレーとメタボロミクスで新規予算要求
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140905/178828/?ST=ffood

 農林水産省系の農研機構も和食の魅力発信事業を本格化しました。

[2014-9-5]
NARO食総研の山本領域長、機能性農産物で健康を底上げ、
弁当やレシピ公開を視野に栄養ケアステーション構想をアピール
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140905/178815/?ST=ffood

[2014-9-4]
農研機構が「食のセミナー」を初開催、丸の内タニタ食堂で特別メニュー提供
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140903/178791/?ST=ffood

 来月29日(10月29日)には、東京農業大学で、和食に関するイベントが開かれ
ます。日本獣医生命科学大学食品科学科教授の西村敏英さんが会長を務めている
IFTジャパンセクションの主催で、テーマは「和食を考える」です。

日時:平成26年10月29日(水)14:30~18:00
場所:東京農業大学グリーンアカデミーホール 
(http://www.nodai.ac.jp/seijingakou/access.html)

講演内容:
1.「和食の歴史とその魅力」
  的場輝佳氏(関西福祉科学大学健康福祉学部 教授)
2.「和食のおいしさ-うま味は後味-」
  田村隆氏(日本料理 つきぢ田村三代目)
3.「和食と健康」
  都築毅氏(東北大学大学院農学研究科 准教授)

 IFTジャパンセクションは、米国シカゴに本部を置くInsitute of Food
Technologists(IFT)の支部として60年近く前に日本に設立されました。

 今年8月5日には「日本における機能性食品の現状と今後の展望」をテーマとす
る講演会を東京農業大学グリーンアカデミミホールで開催しました。

 西村さんは「こく」など味覚にも詳しい研究者です。

[2014-9-22]
味の素、GPCRアゴニスト創薬技術で探索した「コク味」トリペプチドの
国内認可取得
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140921/179102/?ST=ffood

 締切時間になりましたので、ここで失礼します。ここ1週間の機能性食品関連の
記事リストは、このメールの最後の部分をご覧ください。

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           日経バイオテク編集
           河田孝雄

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※2014年9月19日から9月26日までの機能性食品記事リスト(掲載の新しい順)
 リンク先は、日経バイオテクONLINE機能性食品版です。

JADMAの機能性表示食品制度第1回勉強会に220人、
第2回はシステマティック・レビューの上岡洋晴教授が講演
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140926/179215/?ST=ffood

第14回山崎貞一賞に升島努氏と長瀬博氏ら、11月21日に受賞者講演
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140925/179156/?ST=ffood

明治、独自乳酸菌でチーズの香り増強、スターター培地にMn添加
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140924/179155/?ST=ffood

アサヒ飲料、トクホ飲料4商品中3商品をリニューアル、
日本人間ドック健診協会の推薦を表示
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140924/179154/?ST=ffood

「美的習慣十六茶」はりんごポリフェノール量がトクホ茶の半分、
アサヒの「機能性表示食品」対応に注目
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140924/179153/?ST=ffood

富士フイルム、DHC製品のアスタキサンチン特許侵害で地裁申し立て
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140924/179152/?ST=ffood

アボットが健康食品市場に参入、ロイシン代謝産物HMBとグルタミン、
アルギニンを配合したアミノ酸飲料を発売
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140924/179151/?ST=ffood

味の素、GPCRアゴニスト創薬技術で探索した「コク味」トリペプチドの
国内認可取得
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140921/179102/?ST=ffood

東工大の木村宏教授ら、細胞内観察でヒストン標識の役割を解明、Nature誌で発表
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140921/179101/?ST=ffood

【機能性食品 Vol.155】消費者庁「機能性表示食品(仮称)」のパブコメ締切は
来週金曜日(9月26日)
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140921/179097/?ST=ffood

※以下は、記者発表です。記事中のリンク先は各企業のウェブサイトです。

マルサンアイ、シンジケーション方式によるタームローン契約並びに
コミットメントライン設定に関するお知らせ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20140926/179213/?ST=ffood

サントリー、組織変更と役員人事のお知らせ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20140926/179209/?ST=ffood

ヤクルト本社、人事異動について
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20140925/179179/?ST=ffood

花王、自己株式の取得状況に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定による
定款の定めに基づく自己株式の取得)
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20140925/179163/?ST=ffood

三井製糖、パラチノースの生産終了ならびに契約締結に関するお知らせ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20140925/179161/?ST=ffood

日本たばこ産業、-東日本大震災復興支援-「JT NPO応援プロジェクト」
第5回助成団体の決定および第6回助成団体の募集について
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20140924/179137/?ST=ffood

日本たばこ産業、2015年度「JT NPO助成事業」
-地域コミュニティの再生と活性化にむけて-10月1日より募集開始
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20140924/179136/?ST=ffood

ファンケル、「2014年8月度月次売上高情報」の開示について
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20140924/179135/?ST=ffood

資生堂、経営コンサルタントのラルフ・アーベック氏を常勤顧問として招聘
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20140922/179114/?ST=ffood

JT、新株予約権(株式報酬型ストックオプション)の割当てに関するお知らせ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/pressrelease/20140922/179109/?ST=ffood

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日経バイオテク/機能性食品メールの次回発行予定日は、2014年10月3日(金)です。