1カ月ぶりにGreenInnovationメールでお目にかかります、日経バイオテク編集の 河田孝雄です。

 GreenInnovationメールでは、環境や農業のバイオ関連の話題をお届けしてお ります。今回は、明日9月26日から2日間、宮崎県都城市の南九州大学で開催される 2014年日本育種学会第126回秋季大会の話題をお届けします。

 合計228の講演課題の中から選定された5課題について、先週金曜日(9月19日)に 都内(東京大学農学部)で記者会見がありました。

 5課題のうち企業の研究者が連名の課題は2課題で、2課題とも企業はサッポロビー ルでした。

 1つは「国内初のLOXレス(リポキシゲナーゼ-1欠失)ビール大麦品種『札育2号』 の育成」で、サッポロビールのバイオ研究開発部、価値創造フロンティア研究所、 商品・技術イノベーション部に所属する12人の発表です。

 もう1つは「ホップの高密度連鎖地図の構築を苦味含量に関するQTL解析」で、 サッポロビールのバイオ研究開発部の3人の連名です。

 日経バイオテクで月1回ペースで連載している機能性食材研究の第2回「オオム ギ」のときにも、サッポロビールの研究者にお話しをうかがいました。

○日経バイオテク記事(第2段落以降は有料読者限定です)
[2014-2-21]
日経バイオテク2月17日号「機能性食材研究」(第2回)、オオムギ(大麦)
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140221/174323/

 次回(第10回)の「ホップ」でも、サッポロビールの研究者の方に取材する予定 です。

 ホップのゲノム解読については、この9月2日にサントリーがニュースリリースを 出しました。サントリーグローバルイノベーションセンターとチェコホップ研究 所、岩手生物工学研究センター、サントリー生命科学財団、サントリーシステムテ クノロジーと共同の成果です。

○サントリー ニュースリリース
http://www.suntory.co.jp/news/2014/12155.html

 2014年8月21日と22日に盛岡市で開かれた第32回日本植物細胞分子生物学会で 受賞式と受賞講演があった2014年度学会賞では、技術賞が2件あり、2件とも理化学 研究所発ベンチャーのインプランタイノベーションズ(横浜市、高根健一社長)の 方が連名です。

 このうちの1つは、遺伝子組換え技術で緑黄色の蛍光を発するようにした花トレ ニア「光る花」の成果です。国立科学博物館(東京・上野公園)で2014年10月28 日から2015年2月22日まで開催の「ヒカリ展 光のふしぎ、未知の輝きに迫る!」 に展示されます。

○日経バイオテク記事
[2014-9-12]
農研機構とNAIST、NEC、理研発VBが開発した「光る花」、
国立科学博物館で10月28日から4カ月展示
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140912/178964/

 ご意見、ご批判は以下のフォームよりお願いします。
https://bio.nikkeibp.co.jp/inquiry/