この週末はエボラ出血熱のアウトブレイクの取材で大わらわでした。日本政府が我が国の富山化学工業が開発したRNAポリメラーゼ阻害剤「アビガン」(ファビピラビル、T-705)をエボラ感染防御や治療のために、要請があれば世界保健機構(WHO)などに供給することを表明することをほぼ決めたためです。エボラウイルスの治療薬やワクチンは世界で認可されたものはありません。抗ウイルス剤やワクチン、モノクローン抗体のカクテル製剤、siRNAなど多様な新薬やワクチンの開発が一斉に進められています。9月4日から5日にWHOの会議が予定されており、未認可の医薬品、ワクチンの供給要請が決まるかも知れません。しかし、この取材の中で気がついたのですが、もう1種類毎にウイルスに対して治療薬を開発する時代は終わりつつあるのではないか? ウイルスゲノムの解析によって、同種の標的を攻撃すれば1品目の抗ウイルス薬で他種のウイルス疾患に対抗できるのではないか? ということです。One virus one drugから One drug multiple virusesの時代が来つつあることを実感しました。

https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140825/178568/?ST=wm

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