本日は東京地方を台風が接近するため、短く、報道させていただきます。君子は危うきに近寄らずです。本日は第2回がんと代謝研究会が、東京の金町にできたばかりの東京理科大学の新キャンパスで開催されました。200人以上の参加者が、がんの新たな治療標的を探して、代謝系の変動に殺到しておりました。そこでは、1対1の因果関係ではなく、1対多の因果関係の解析が焦点となっていました。セントラルドグマの線形の1対1の因果律の解明から、代謝産物はmiRNAと同じく、新しい1対多のシステムとしての因果律の解明を要求します。がん撲滅はドライバー遺伝子という1対1の伝統的な因果律を離れ、ますます複雑な創薬標的の追求に依存する時代に突入したようです。いよいよシステム生物学の出番です。

この記事は有料会員限定です

会員の方はこちら