さてバイオです。またまたSTAP細胞騒動に巻き込まれ、昨日は午後10時半まで理研の研究不正防止のための第三者委員会の記者会見に参加、今朝は早朝から生放送に顔を出しました。あれほどかたくなに、論文の取り下げに抵抗していた理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(理研CDB)の小保方晴子ユニット・リーダーが、先週末から今週にかけて相次いで2つの論文(ArticleとLetter)の取り下げに合意したのです。近く、Nature2014年1月30日号に掲載された“歴史的な”STAP論文がいずれも取り下げられ、学問的にはSTAP細胞の創出は白紙に戻されたことになります。しかし、理研CDBもしくはその一部はSTAP細胞やSTAP現象はまだあると考え(希望し)ている節があり、論文取り下げを勧告したSTAP細胞の再現実験を進めるという矛盾した態度をとっています。今回の論文取り下げの裏に何があったのか? 当分、理研CDBのシニア研究者を守ろうとごり押しする理研の経営陣と理研清風勢力によってリーク合戦が始まっています。ここでは論文取り下げによって、なし崩し的に葬り去られる可能性がある理研CDBの不明朗な論文のオーサーシップを点検してみたいと思います。この“悲喜劇”を他山の石として、日本の生命科学を立て直さなくてはなりません。

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