昨日(2014年4月16日)、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹副センター長の釈明記者会見が東京お茶の水で3時間半も繰り広げられました。結論はシンプルで、論文は取り下げるべき、STAP細胞は魅力的な仮説である、研究不正に関して私には管理責任しかない、でした。しかし、この会見で判ったのは、巨大化する生命科学研究に生じた責任の真っ黒な空白でした。日本の科学研究は危機に瀕しています。女子力と判官贔屓以外に、まだこの話題でTVの視聴率が落ちない原因は、国民が医療イノベーション頼みの成長戦略にそこはかとない不安感を抱き、STAP問題がそれを助長しているからかも知れません。

この記事は有料会員限定です

会員の方はこちら