脳科学の未来:機能的脳マップへの挑戦(1)神経活動を見る

(2014.03.03 00:00)1pt
山形方人=Harvard University 脳科学センター

 前回の「脳科学の未来:BRAIN Initiativeを読み解く」で触れたが、現在、BRAIN Initiativeについて米国立衛生研究所(NIH)が公募している内容では、神経活動に関する新技術の開発に大きな重点が置かれている。これは、電子顕微鏡等を駆使する解剖学的なコネクトーム解析の方法論(コネクトームへの挑戦(3)参照)に対して、脳やニューロンの活動を検出する革新的な方法論が、機能的脳マップという最終目標達成にとって、鍵を握るからだ。今回は、前半では、ニューロンという細胞レベルで、神経活動を検出する方法の現状、そして、後半では、ヒトコネクトームプロジェクトを通じて、脳での神経活動を推定する方法について解説する。

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