ヒトの脳の機能的な脳マップを作ることが最終目標だったら、まず健康で生きたヒトの脳を徹底的に調べるべきだろう。理想的には、生きたヒトの脳の多数のニューロンが本当に活動している様子を、その形や回路を見ながら、観察できてしまえばよい。そして、個人のコネクトームと神経回路の活動画像を眺めながら、様々な精神疾患の簡便で正確な診断、投薬などの治療方針の検討、さらには効果的な再生医療やBMI(Brain Machine Interface)治療ができるようになったらどうだろう。「この患者さんではこの神経回路に異常があるから、こう治療する」、コネクトームやコネクトミクスを利用したオーダーメイド医療である。

この記事は有料会員限定です

会員の方はこちら
2週間の無料トライアルもOK!
購読・試読のお申し込み
※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)