筆者は、1990年代の前半、セントルイスの米Washington University に滞在していた。その時、隣の研究室に米California Institute of Technologyからやってきた熱意溢れる神経解剖学者がいた。Felleman and Van Essen博士である。彼らのグループは、マカクサルの網膜から、視床、そして大脳皮質の視覚野やその周辺領域にいたる神経回路のつながりを、過去の文献などを参考にひとつの図上に描きだした(図3、詳しくは、van Essen et al., Science 255, 419 (1992))。

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